48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

ビジネスプランコンテスト

まったりとした空気の中で土曜日の昼を満喫していたところ、

シェアハウスに一緒に住んでいる仲間から、

「セミナーにいかないか」

と誘いを受け、行ってみました。

ここは技術を武器とした事業設立を目指す人たちが集まり、

お互いの情報交換、交流を図っているところのようです。

今回はこれまで15年続いてきたビジネスプランコンテストで

ファイナリストに残った方々のサマリースピーチでした。

初めて参加する私にとってどんなことをやっているのかを把握するには

もってこいのテーマでした(^^)/

興味深かったのは、ファイナリストとなったビジネステーマのその後、です。

もちろんそのまま発展しているところもありましたが、

コンテスト後に頓挫してしまったプランもいくつかあったことです。

それぞれ背景や理由があり、方向を変えた人もいれば、

一旦破綻して再起を図ったという強者もいらっしゃいました。

大事なのは、「コンテストで評価されることと事業が成功することは別物」ということです。

事業を成功させるために、綿密に計画された事業プランは大きな武器です。

しかし事業プランは必要条件になりえても十分条件にはなりません。

最近特に感じますが、自分の事業をステップをみるに、

「自分で動き世界を拡げていくこと」が事業にとって別の視点における必要条件のような気がします。

もちろん、これも十分条件にはなりません。

ただ誤解を恐れずにいうと、コンテストで評価されるくらいの事業計画を作らないと前に進めないか、

というと、そうではないと感じています。

特に変化の激しい業種では、プランを練って出来上がったころには環境が変わっている、

なんてこともあり得ると思います。

本当に自分で事業をやりたいと思う人は、

ビジネスプランコンテストにでることで満足するのではなく、

そのプロセスをどう活かすか、という視点で取り組むといいな、と

改めて思いました。