48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

リターン品

先日友人が企画したクラウドファンディング

微力ながら参加させていただきました。

幸いにも多くの人から支持をうけ、

クラウドファンディングは見事に成立(^^)

【伝統x創造】日本食文化を世界に発信するサイトを構築したい!

第1回目のリターン品が届きました。

日本各地から厳選された名産品がたくさんダンボールに詰められていました。

ドライ納豆、利尻こんぶ、いぶりがっこ、味噌たまりなどなど。

自分で探したり見つけたりするのは

楽しい半面、大変でもあります(^^)

こうやってプロの人が選んで紹介してくれるのは

とてもありがたいです。

このリターン品、ただ支援に対して元がとれるとれない、

そんな小さな話ではなく

配送元から見れば地元名産の発信、

受け手から見れば新しい名産の発見、

とお互いがプラスになるという受け止め方ができると

とてもHappyな関係になるでしょう。

昨日とある番組で奇しくも

ふるさと納税で得たリターンを

オークションなどで再販している」

という現象が多発していることが紹介されていました。

自分では確認していませんが、これが事実だとすると

ふるさと納税」の本来の趣旨を理解していない

まったくもって淋しいできごとだと感じました。

自分さえよければ・・・

そんな姿勢が伺えます。

すると相手や関係者がその分、割を食うことになり、

それは回り回って自分に降り掛かってきます。

一種の負の連鎖だと思います。

日本メーカーが衰退した要因の一つに

無意味なコストダウン要求

があるとかねてから感じていました。

価格競争に勝つため値下げ競争に身をおいたため

コストダウンを要求せざるをえなかった、

当時私を含めメーカーの人間は当たり前のように思っていました。

でもその要求は供給者の余力を蝕み、

彼らの技術力発展を阻害してしまったのではないかと感じています。

自社もそうです。

研究・開発は「コスト」と位置づけ、明日への投資の優先度をさげてしまった。

そして今苦境に立たされている。

先日ご紹介した「ビジネスZEN入門」では

「今の京都は昔の資産で飯を食っているに過ぎない。

これから数百年後の未来に何かを残す活動を

今の人はするべきだ」という趣旨のことが書かれていました。

これも「明日への投資」の一種だと思います。

「明日への投資」には余力資金が必要です。

一方が一方的に利益をとってしまうと

もう一方には分配されません。

本来お互いがいてこそ成立する関係なのに、

一方の成長が止まると、それはもう一方に影響してきます。

結局利益を独り占めした一方も成長に支障をきたすことになり、

本末転倒的なことがおこってしまうのです。

取引においてお互いがHappyであること、

継続的に健全な取引をしていくにあたって

忘れてはならない姿勢なのではと思います。

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