48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

読書会〜「勉強の哲学 来るべきバカのために」

朝の読書会の課題図書です。

前回はGWの連休中にしっかり読み込むようにと

ソクラテスの弁明」にチャレンジ。

いよいよこの読書会も自己啓発から

哲学の世界に入りました(^^)

その勢いもあり、今回の選書です。

 

4つの章で構成されていて

前半の2つの章は哲学的味わい、後半の2つの章は自己啓発的味わい

というのが個人的な印象でした。

 

勉強を続けることが生きること

この本の結論をあえて一言で表現しようとおもったら

私はそのように受け止めました。

 

勉強とは自己破壊である

自分は環境のノリに乗っ取られている

自分とは他者によって構築されている

こんな入りで第1章では自分の固定観念にヒビをいれられます。

 

ヒビが入ってこれまでの認識を一旦落とした後

「ツッコミ」と「ボケ」を意識しながら

今のノリから違うノリに移行するという概念を第2章で見せてもらいます。

これで学ぶということが、「ただ知る」ということではなく

新しい世界に身をおくこと、すなわち「変身」であることを意識します。

 

しかし学びは途方もなく可能性があります。

そこで有限化、すなわち「中断」という感覚を持つことで

地に足がつく感じをやっと得られるのです。

そして自分の軸がどこにあるのかを意識する手法として

欲望年表の作り方を紹介してくれています。

これが第3章。

 

そして最後の第4章では先ほどの有限化をどう実践していくかを

著者の経験にもとづいて紹介してくれています。

 

私自身新たに気付かされたこと、

無意識だったところを意識させてくれたところがいろいろあり

とても読み甲斐のあった書籍でした。

最初の2章は一般的な自己啓発書のように斜め読み

みたいなことはできませんでした(^^)

なので見た目よりは少々読むのに時間がかかると思います。

 

中断と有限化、たしかに私はそんなスタンスできてたかも。

1日1日を大切に、というスタンスにも通じる面があります。

 

あ、欲望年表、作ってみよう(^^)

勉強の哲学 来たるべきバカのために

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