48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

ドリームメンテナンス

月曜日はいつものようになかなか慌ただしい(^^)

朝資源ごみを出すところから始まってしたくをして船堀へ。船堀で清掃を行って帰宅してからスーパーで買物。夜の来客の人たちへ食事を作るためです。買物を終わってまず主だった下ごしらえをし、一段落ついたらMBAシェアハウスの清掃。そして再び調理へ。

先日MBAシェアハウスの住人会議で好評だったタコスを今回用意しようと。前回は初めてやったこともあり要領をえなかったですが、2回めとなる今回は手順はいい感じで、分量調節もうまくいきました。(^^)

 

今晩の集まりは、私が通っていたビジネススクールの学友。1人が元々建築設計事務所で働いていた所、青森に家族と一緒に移住して独立したので、その壮行会が目的です。出会ったときから「自分がやりたい仕事がなかなか今の職場で実現できない」と悩んでいた彼。独立することでやっと長年の悩みから解放されたようです。

彼によると、建築設計の一般的な仕事は、予算があって顧客の希望する仕様やデザインをその予算の中で調整して設計するという手順をとります。彼は「家は人生で最大の買物。そこに家族の想いがその時の予算で実現しなかったり妥協したりするのはとても残念」と常日頃感じていたそうです。

彼が起こした建築設計事務所は「家族の夢をかなえる家造り」がモットーです。相談がきたとき、まず家族の夢についてじっくり話を聞くそうです。ここにじっくり時間をかけ、このご家族は将来に渡ってどんな家族ストーリーを描いていきたいのかを徐々にイメージにしていきます。そして「今必要な間取り」「10年後に必要な間取り」「20年後に必要な間取り」と言った具合に、将来こうありたいという姿に変身しやすいような設計をしていくそうです。

 

そんな事業の姿を彼はビデオを使ってプレゼンしてくれました。プレゼンする、というのでPower Pointで作った資料がでてくるのかと思いきや、ビデオを流しそこにナレーションのように説明をいれていく、というスタイルで彼は自分の事業を話してくれました。このビデオとナレーションが泣かせます。はい、すっかり涙腺の蛇口が壊れている私は涙を流しました。素敵な想いです。

彼は「何も新しいことはしていない」といっていましたが、建築設計において「時間軸」が反映したことはとても新しい概念だと思っています。彼はプレゼンの中で「ドリームメンテナンス」という言葉を使っていました。ご家族の夢の実現を時とともにメンテナンスしていくお手伝いをするという意味だそうです。素敵な言葉ですね。

 

シェアハウス用のリノベーションにも着手してほしいなぁ、と思っていますが、今はリソースのこともあり新築を中心にやられるとのこと。いつか相談できる日がくるといいなぁ、と思いました(^^)

 

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