48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

読書〜パラノイヤだけが生き残る

昨日は追悼コンペの後高円寺に向かってTくんと定例の打ち合わせ。

コンペに行くのに朝4時半起きだったこともあり、朝読書会だったのですが「もっと寝たい」という身体の欲求に素直に従って読書会はパス。でも課題図書はとてもよかったので振り返りします(^^)

コンピューターの頭脳にあたるマイクロプロセッサーの世界最大メーカーであるインテルの創業者の1人、アンドリュー・S・グローブ氏著書です。

この著書におけるキーワードは「10Xの変化」でしょう。

事業にとてつもなく大きな影響を与える環境変化です。今までのやり方ではこの変化に対応できなくなってしまう。

インターネットや、スマートフォンの登場しかり。

評価をする顧客が企業だったものが一般消費者に移行する変化しかり。

戦争やバブル経済、国際情勢の変化しかり。

パラノイアが生き残るのは、こういった変化がもし起きたらどうやって対応しよう、変化が起きる前から考えて準備を怠らないから、そう著者は言っているようです。

自分の事業に没頭して、世の中のフェイクな情報と一線を画していたいと思っている私にはちょっと耳が痛い話だったかもしれません(^^)

私はこの本を読んで感銘を受けたのは、その考え方もさることながら、ご自身の経験を生々しくさらけ出していることと、いかにも今この時代に生きて執筆したのかと思わせるほど現在の状況を言い当てていることです。ちなみにこの著作は21年前の執筆です。Windows95が出たばかりでインターネットが一般家庭に拡がり始めたころです。

ハードウエアがコモディティ化していくこと、クラウドサービスが課題はありつつも拡がっていく可能性を示唆しているなど。

言い方は悪いですが、さらっとした現代の啓蒙書のような浅さとは真逆で、とても深く感じました。

なぜだろう、考えさせられるからでしょうか。

確かに一つ一つの話題に「自分の場合は」とか「自分だったら」と考えを巡らせていました。だから「さらっ」とは読めないですね。

たくさんの経験と考察の積み重ねがこの深さを生んだのだろうと察します。

こういう著書を産むには、まだまだ経験や考察が自分に足りてないなぁ。

自分にできていないことでグローブ氏が心がけていたことの一つが

「情報を自分から取りに行き、自ら学ぼうとし、そういう活動の優先順位を高く設定する」ということ。

面識ない人でもコンタクトして教えを請うって自分にはできていない。。。

まだまだ腰が重いなぁ(笑)

グローブ氏、昨年79歳で亡くなったことが発表されたそうです。

この本はもう一度読んでみようと思います。

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