48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

大先輩と

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先日とある会社にお邪魔しました。写真右側の方と勉強会でお会いしシェアハウスについてお話をさせていただいたところ、「うちの社長に話をしてみてください」と機会を作っていただいたものです。写真真ん中がその社長の方です。

 

この社長、実は先日読書「定年前後でやってはいけない」の著者郡山さんです。

 

父よりも年齢は上ですがとてもお元気でいらっしゃり、著書で主張していたように「現役で働いて」いらっしゃいます。

 

自己紹介を兼ねて30枚近くの資料を用意していったのですが、事前に私の勉強会での内容をお伝えしていただいていたようで、ほとんど私が用意した資料は役に立ちませんでした(笑)

 

しかし、郡山さんが手がけていらっしゃる事業の対象者が高齢者であることと、シェアハウス事業は親和性がありそうだ、ということで意見交換をさせていただきました。

 

これが私のプレゼンよりはるかに価値のある議論で、たくさんの気づきをいただきました。

 

名言1「高齢者向け事業は失敗する」

おや?と思ったのですが、「高齢者のために」という考え方は失敗する、ということだそうです。高齢者は自分の生き方をもっていてそれこそ多種多様。一方事業は1つに束ねなければならないので、適正が合わない、というのが理由だそうです。

 

なかなか難しいのですが、「高齢者『でも』利用できて、利用しやすい」という視点が望ましい、とのこと

 

名言2「高齢者は集めたほうがいい」

個別に消費をすると、食事や水道光熱の基本料金など無駄が多くなるため、一箇所に集めてインフラを共有(シェア)することが合理的で無駄をなくせるので、利用者にとってメリットがある、というものです。

 

確かに料理1人分を毎日用意するのは大変だし無駄は多そうですね。また高齢者の課題の1つが孤独死に代表されるように1人でいることの不便さ。孤立化を防ぐためにも「集める」という思想が必要。

 

名言3「高齢者は死ぬまで働くべし」

これは郡山さんの著書にも主張されていたことです。働くことで生活費を賄うのはもちろんのこと、年金を下げて国の財政改善に貢献できること、人のために役に立てるという充実感・生きがいを味わえること、身体を動かし健康でいられるので医療費低減に貢献できること、若い世代に色々なことを伝えられること、などのメリットをあげています。

 

高齢者のためのシェアハウス、ではなく、高齢者が利用しやすいシェアハウス、の視点、これからの私の事業にとってキーワードになるかもしれません。。。