48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

シェアハウスと“気”

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先日船堀のシェアハウスを退去したハウスメイトからのいただきものです。

 

アメリカから来た女性で日本でのプチインターンで2ヶ月ほど滞在していただきつい先日帰国されました。

 

彼女からは3ヶ月ほど前、登録しているポータルサイト経由で問い合わせがきました。

 

その問合せの内容が「家賃を海外送金できるか?」というもの。

 

これまで3年ほど運営してきましたが、一番最初の問合せが「海外送金の可否」だったのは初めてでした(^^)

 

もちろんOK、と返信したら「では入居したい」と。

 

写真だけで判断するって大胆だなぁ、と思いつつ、2ヶ月だけだから早く住まいを見つけて安心したいのだろう、と勝手に想像。

 

私も通常は必ず面接を行って入居の可否を判断するのですが、2ヶ月と短期であるため仮に何かあったとしても面接の有無で違いはなさそうと思い、こちらも即OKと返信しました。

 

アメリカからの問い合わせだったのですがふと名前を見るとラストネームが日本人らしきものだったので日系人かなぁ、とこちらは妄想(^^)

 

いよいよ入居当日駅で待ち合わせをして会ってみると、小柄で可愛らしい笑顔が印象的な素敵な女性でした(^^)

 

話をしていてもとても明るく、こちらのつたない英語にも一生懸命耳を傾けて理解しようとしてくれ、そのちょっとしたやり取りで「あ〜入ってもらってよかった」と安堵(^^)

 

聞くところによると、お父さんが日本人でしかもブラジルに移住したという経歴があるので実は彼女、英語はもちろんですがポルトガル語も使え、日本語も少し理解できるようです。いや〜環境は多才な面を引き出しますね。

 

毎週船堀のシェアハウスには清掃に行くのですが、顔を合わせることが多く、会うと彼女は何かしら質問をしてきたものです。

 

食べ物ってどこで買うのがいいのか、この食材は電子レンジでいいのか、など生活に関わる話が多かったですね。

 

私にとっては英会話のトレーニングとしていい機会です。

 

身体は小柄ですが、身体全体が笑顔で包まれているような明るさがあり、きつい清掃業務もこの時は癒やされる気分でした。

 

そんな彼女が退去当日、立会にいった私にプレゼントしてくれたのが冒頭の写真のグッズだったのです。

 

石のキーホルダーはブラジルで手に入れたものらしいです。

 

早速私のキーホルダーに装着。

 

FOSSILの革製品は最初ペンケースかと思ったのですが、どうもペンをいれるには幅がせまい。。。

 

ネットで「ペンケース」や「財布」「ケース」などで調べるが一向にヒットしない(笑)

 

そこで製品を片っ端からみてたら見つけました。サングラスケースらしいです。

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この革製品が三角柱の形に展開できそこにサングラスをいれるみたいですね。

 

初めて出会いました(^^)

 

たった2ヶ月しかいなかったのに、いなくなってプチロスの気分。

 

人の存在感って気持ちに大きな影響を与えるんだなぁと改めて実感。

 

そしてそういう方たちが集まることでハウス内の「気」みたいなものが満ちていくんだろうとも思いました。

 

「気」ってなんじゃい!ってうまく説明できない・・・(^^)

 

なにか感じるものなんですよね、空気というより雰囲気。

 

不思議と「ここちいい気」と「ここち悪い気」を感じます。

 

シェアハウスの「気」を作るのは住んでいる方々だと思っています。

 

「場」を提供しているのがオーナーであり、「ここちいい気」が育まれるようにコーディネートをするのが運営です。

 

「気」は人によってもたらされるし、またその場で育まれていくものでもあります。

 

これからも「いい気」を持っている人に利用していただけるよう、あるいは「いい気」を育んでもらえるような方にご利用いただけるようなシェアハウス作りをしていきたいなぁ。

 

先日読了した「新鉄客商売」を著した唐池氏がその著作の中で「気」について言及しているところがあり、かなり共感を覚えました。

 

(この読後感想は読書会のある時に掲載します)

 

同じように感じてくれている方もいらっしゃるとちょっと励みになります(^^)