(画像:ミズノランニングフォーム診断システムF.O.R.M.公式ページから引用)
先月の富山マラソンではそれまでの練習量の割にはいい走りができなかった、ということをこのブログでもご紹介しました。
脚の筋肉が痛むということは何かしらフォームに改善の余地があるのではないかと思い、友人が行ったという「ミズノランニングフォーム診断システム」を受けてみることにしました。
まず申し込み。
こちらのホームページから申し込めます。
ランニングフォーム診断システム F.O.R.M. | ランニング | ミズノ
コースは2つ。
ベーシックコースとプレミアムコース。
ベーシックコースは現在のフォームを測定して数値化してくれます。3,000円。
プレミアムコースは現在のフォームを測定してもらった後、コーチにアドバイスをしてもらいアドバイス後のフォームも測定してもらえます。6,000円。
迷わずプレミアムコースを選択。
説明をうけトレッドミルにあがるとコーチがマジックバンドでセンサーを肩、ひじ、手首、太もも、ひざ、くるぶしに装着。
私のフルマラソン自己ベストタイムのペースで走り測定をします。
走ってるフォームはこんな感じ。
そしていくつかの項目に沿って点数化されます。
私は一般ランナーのなす分布で後ろの方に位置していました。
ここでのポイントは「WEAK POINT」として指摘された点。
ここが改善点となります。
私は「Swing」が改善項目。
Swingとは脚が地面についてから再び前にだされて着地するまでの動きのことをいうそうです。
Swingが改善する余地は、脚が地面についている時間をもっと短くすることにあります。
できるだけ接地時間を短くして足を早く前に送り出す、という動きを身につけるのです。
この後コーチとワンツーマンで
- 足の接地のしかた
- 足の蹴り方
- 膝の送り方
- 前傾姿勢の意味と効果、やりかた
をトレーニングしていただきました。
そして再測定したのがこちら。
違いがおかわりでしょうか(^^)
並べて比較してみましょう。
左が初期、右がアドバイス後です。
上半身。右が前傾姿勢を作れていることがわかります。
ひじ。右はぐっと後ろに引いています。腕は後ろにひいて小さく振るがポイントだそうです。
着地地点。左が腰より前に出ているのに対し、右は腰の下に近いところにきています。
左足。左より右の方が前に送り出す動きが進んでいます。Swingが早くなったのです。
もう1枚。
右の方が浮いている足がより前に出て、設置して蹴る足が離れそうになっています。
ここをみてもSwingが早くなっていることがわかります。
それに何か前に進みやすそうですね(^^)
アドバイスをいただいてだいぶフォームが変わりました。
これまでかかとからの着地だったのですが、アドバイス後はつま先から着地するようになりました。
前傾を意識していた影響のようで、筋肉がついていない状態だと足に余計にストレスがかかるとのこと。
なので着地の仕方はもう少し練習して足の裏で着地するよう調整が必要です。
終わった後は診断結果を印刷して渡してくれます。
またランニングフォームの映像もその日の夜に送ってもらえます。
視覚化してくれること、数値化してくれること、技術の話はこの要素があるととてもわかり易くなりますね。