48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

宅建実務講習

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5年越しの宅地建物取引士(以降「宅建士」)合格通知の歓喜から早1ヶ月、もう宅建士を取得したのでは、というお問い合わせもちらちらいただいております。

 

いえ、まだです。。。

 

実は宅建士は試験に合格しただけでは取得できないのです。

 

宅地建物取引業(以降「宅建業」)法第18条第1項に

 

「実務経験(国土交通大臣が同等以上の能力を有すると認めた場合も含む)を有し、かつ同項各号に掲げる欠格要件に該当しない」人

 

が登録できると規定されています。

 

私はこの

 

「実務経験(国土交通大臣が同等以上の能力を有すると認めた場合も含む)」

 

がないのです。

 

そらそうですよね、不動産業の仕事したことないんですから。。。

 

ちなみに宅建業法第18条第1項で「実務経験を有する者」とは以下のいずれかに該当する者と規定されています。

 

  1. 宅建業の実務(一般管理業務は除く)の経験が2年以上ある者
  2. 国土交通大臣の登録を受けた宅地または建物取引に関する実務についての講習(以下「登録実務講習」という)を終了した者
  3. 国、地方公共団体またはこれらの出資により設立された法人において宅地または建物の取得または処分の業務に従事した期間が通算して2年以上である者

 

1と3は実際に経験がある人です。

 

経験のない人は2の選択肢があります。

 

そう「登録実務講習」を受講することなんです。

 

宅建士証を受領するには以下のステップが必要です。

 

  1. 宅建試験合格
  2. 実務2年以上経験していれば宅建士資格登録申請。2年未満であれば登録実務講習を受講し修了してから登録申請。
  3. 登録完了
  4. 試験合格1年以内の人はここで宅建士証交付申請をしますが、合格以上1年以上経っている人は法定講習を受講してから申請をします。
  5. そして晴れて宅建士証を受領です。

 

ということで、今私は「登録実務講習」を受講しています。

 

登録実務講習は法定講習のため、講習を受けられる機関が指定されています。

 

しかも機関によって値段が違うんです(^^)

 

安いところで数千円、高いところで22,000円。

 

私は「安いところはきっと安いなりの理由がある」と思ってることと、実際に業務をするのに必要な知識がほしかったので資格の学校では有名なTACで申し込みました。22,000円です(^^)

 

年末にテキストが届きました。

 

まずWEB学習で1時間2回で1セットの講習を3セット受講します。

 

教材が届いて約1ヶ月後にスクーリングとして2日学校に通い座学を受けます。

 

2日目の最後に1時間かけて60問という修了試験(1問1分!)を受け合格してやっと修了と認められるのです。

 

WEB学習の内容からマークシート方式で30問、スクーリングの内容から記述で30問が出題されます。

 

以前宅建受験のためにTACで講座を受講したとき途中からすっかり授業を聞かなくなったことを反省し、今回は内職もせずがっつり前列に鎮座し受講しましたよ(^^)

 

修了試験についても講師から「ここがポイント!(かなり的確な(笑))」を教えていただけるので修了試験とは言ってもあまり心配はいりません。

 

宅建受かっていてWEB学習を一通りやって用意された確認問題を解いて、講義を寝ずに聴いていれば合格できる問題、というのが受講した私の印象でした。

 

私は1時間の試験時間でしたが20分過ぎくらいには全問解き終わっていました。

 

そうそれだけ基本的な問題ということです。安心してください(^^)

 

試験結果は1週間後に郵送で送られてきました。

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取りこぼすことなく合格できました(^^)

 

なぜか記述式で1問取りこぼし・・・なぜ・・・

 

ま、これでようやく宅建士の申込みができます。(^^)