48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

紙幣デザイン変更発表

f:id:almater2014:20190410093441j:plain

(画像は財務省ホームページより引用)

 

元号「令和」が発表されてまだ日もたっていませんが、今度は新札と新500円玉の発表です。

 

突然の発表に私も驚きましたが、発表を聞いていると「悪くないな」という気がしてきました(^^)

 

 

 

ただFacebookの投稿とかでは、あまり歓迎しないような声も少なくありませんでした。

 

  • あたらしくする必要性はあるの?
  • こんなことにお金かける意味あるの?
  • キャッシュレス推進しているのに今更貨幣?

 

だいたいこんな意見が多いですね。

 

 

 切り替えの意図

財務省のホームページに今回の新札及び新500円玉切り替えの意図について記載されています。

 

<新札切り替え意図>

1)新たな偽造防止対策等

 ・高精細すき入れ
  現行の「すき入れ」に加えて、新たに高精細なすき入れ模様を導入

 ・最先端技術を用いたホログラム
  一万円券及び五千円券にはストライプタイプのホログラムを新たに導入 (※1)
  千円券にはパッチタイプのホログラムを新たに導入 (※1)

(※1) 肖像の3D画像が回転する最先端のホログラム。銀行券への採用は世界初。
  また、記番号について、現行の最大9桁から10桁への変更を予定しています。

2)ユニバーサルデザイン(券種間の識別性向上等)

 ・指の感触により識別できるマークの形状変更及び券種毎の配置変更

 ・額面数字の大型化(表・裏)

 ・「ホログラム」及び「すき入れ」位置を券種毎に変更

 などを予定しています。

<新500円玉切り替え意図>

(1)新たな偽造防止技術

・素材に新規技術であるバイカラー・クラッド(二色三層構造)を導入   
  
・貨幣の縁に、新たに「異形(いけい)斜めギザ」を導入 (※2)   
  
・貨幣の縁の内側に、新たに微細文字を加工   
  
(※2) 斜めギザの一部を他のギザとは異なる形状にしたもので、通常貨幣(大量生産型貨幣)への採用は世界初。

 

新しくする必要性

偽造防止が一番の狙いということですが、そのために新しい技術が織り込まれているところは私は注目していいところかと思います。

 

f:id:almater2014:20190410130239j:plain

財務省発行レポート「通過の流通状況等について」より引用)

 

この図は日本銀行券、すなわち日本のお金の偽札が見つかる割合が他の通貨に比べてかなり低いことを示しているデータです。

 

偽札の発見が少ないのは「偽札が少ない」ことと「発見能力が低い」こと両方の要素があるので、スパッとは言い切れませんが日本のお金は偽札が作られにくそうな印象は持てます。

 

f:id:almater2014:20190410130703j:plain



財務省発行レポート「通過の流通状況等について」より引用)

 

こちらは日本のお札に使われている偽造防止のための技術です。

 

これらの技術は世界一ではないかといわれるくらい高い技術だそうです。

 

余談ですが、漫画ゴルゴ13でも日本の紙幣印刷技術は世界一だ、というセリフがありました(^^)

 

すくなくともそういう評判はありそうです。

 

 

 

今回の新札ではホログラムを始めさらに高い技術が反映されるようですね。

 

技術の発展は生活を豊かにしてくれるポテンシャルをもっています。

 

そういう観点で印刷技術の向上を活かす場としての貨幣という世界はそれなりに意義を感じます。

 

 

切り替え時期について

なぜこの時期に?という声があります。

 

確かに新元号「令和」の切り替えに合わせて世論の機運を高めたいという政治的な意図も感じなくはないです(^^)

 

ただ偽造防止のために20年くらいの周期でデザインを変えているようですね。

 

前回が2004年、今回の切り替えが2024年ということで、一応周期にはのっていますね。

 

前々回は1984年。このときはその前に使われていた500円札伊藤博文の1000円札を記念にとっておこうと封筒にしまった記憶があります。

 

もちろん今でも保有しています(^^)

 

私は時期としてそんなにケチをつけなくてもいいんじゃない?と感じます。

 

 

キャッシュレスの時代になぜ紙幣か

世耕大臣が進めているキャッシュレスの動き。

 

キャッシュレスは経済の流動化が促進されること、現金を持ち歩くリスクを負わなくて良くなること、決済が簡易的であることなどがその良さとして注目されています。

 

私もキャッシュレスの恩恵をうけて、Suica楽天ポイントEdyといった電子マネー、クレジットカード、ネットバンキングなど多くの利便性を享受しています。

 

ただキャッシュレスというのは言い換えると、「貨幣の電子化」であり、電子化された時点でネットワーク社会の「胴元」に恩恵がもたらされる性質ももっていると感じています。

 

ネットワーク社会の胴元、それはネットワークを世界中にひかせて、世界中から情報を吸い上げているといわれているアメリカ、そして未来の通信規格の主役を狙っている中国あたりが該当するというのが私の個人的見解です。

 

現金では強盗のリスクが有る一方、キャッシュレスはハッキングのリスクがあります。

 

仮想通貨で残高が一瞬にして消えたコインチェックの件は、仮想通貨の問題ではなく、ハッキングによるものだったわけで、こんなことがキャッシュレスの世界では最大の脅威になるわけです。

 

 

 

先にでた偽札の被害が多い国では、キャッシュレス化はWelcomeでしょう。

 

なんせ偽札防止に投資をしなくていいのですから。

 

そしてインフラのフォーマッター、メインフレームをおさえて胴元となれば、そこにぶら下がるキャッシュレス経済にいかようでもハッキングができるパワーを有するわけです。

 

簡単にロックをかけて差し押さえ、なんてことにもなりかねません(^^)

 

国際社会では水面下でいろいろと勢力争いが繰り広げられていることでしょう。

 

キャッシュレスの利便性を利用者に提供する環境を整えつつ、リスクに対抗する手段の一つとして現金というオプションはまだ存在価値がある気がします。

 

 

仮想通貨は、各国が金融政策という大きなパワーを手放すことになるので、それこそ核兵器を完全放棄するのと同じくらい大変なことだと思っていて、なかなか世界の通貨軸にするのは難しそうです。

 

リトアニアエストニアラトビアといったバルト三国では仮想通貨の導入を進めているようですね。

 

あえて金融政策というカードを放棄して、流通通貨の安定を図ろうとしているこれらの国の動向は興味深いです(^^)

 

 

 

「利便性」と「リスク回避」の両面を満たすことはたやすいことではありません。

 

変化が早くなってきているこの時代、将来の見込みを決め打ちするよりは、変化に合わせて適応していく方が生き残れる可能性の高さを感じています。

 

キャッシュレスだ!と決め打ちはまだ早い気がするかな。