48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

棋才 平成の歩

f:id:almater2014:20190430165906j:plain

(画像は日本将棋連盟ホームページより引用)

 

4月29日、ホテルニューオータニにて日本将棋連盟が主催した「棋才(きさい) 平成の歩(あゆみ)」というイベントが開催されました。

 

実は何気なく将棋ファンでして(^^)

 

今はバラエティーで有名になったひふみんこと加藤一二三氏が現役バリバリの頃も存じております。

 

平成の時代で将棋界を背負って立ってきたと思われる8人の棋士たちのトークショーという企画なのですが、このイベント開催を知ったときには棋士との写真撮影の権利がついたチケットが完売してしまって、あえなく購入を諦めました(笑)

 

写真上の段左から谷川九段、清水女流六段、羽生九段、佐藤九段。

 

下の段に移って左から森内九段、渡辺二冠、里見女流四冠、藤井七段。

 

この中で将棋をあまり知らない人でも名前は聞いたことがある、というのは羽生九段と藤井七段でしょうか。

 

羽生九段は今でこそタイトルを失いましたが、当時の7つのタイトルすべて保有する七冠を史上初めて成し遂げ、今も現役として数々の歴代1位記録を更新中で、国民栄誉賞も受賞されました。

 

平成の将棋界のトップオブキングといっても過言ではないでしょう(^^)

 

体操会の内村航平、競馬界の武豊、相撲界の白鵬のような存在ですね。

 

一方藤井七段は加藤一二三氏から数えて5人目となる中学生プロで、一般棋士が登場する将棋大会で優勝し最年少記録を塗り替えました。

 

実は谷川九段、羽生九段、渡辺二冠、藤井七段と加藤一二三氏を除く4人の中学生プロがこの壇上に並んでいます。

 

またデビュー以来29連勝と、連勝記録を塗り替え度肝を抜いたことでも有名です。

 

その鮮烈ぶりはフィギュアスケート界の浅田真央さんのようです(^^)

 

 

 

実は今回登場した8人の方々はまさに平成を代表する棋士たちなんです。

 

谷川九段は平成4年(1992年)に、史上4人目の四冠を達成し平成初期の王者として君臨していました。

 

そして羽生九段が七冠をとった平成8年(1996年)の七冠目のタイトルを奪われたのがこの谷川九段だったのです。

 

王者が谷川九段から羽生九段に渡った瞬間でした。

 

谷川九段はその後日本将棋連盟の会長にも就任されます。

 

佐藤九段、森内九段はいずれも羽生世代と言われていて同じ世代で羽生九段を苦しめてきた棋士です。

 

森内九段は羽生九段についで名人在位期数が歴代4位という強者。(羽生九段は9期、森内九段は8期)

 

佐藤九段は谷川元会長をついで現在の日本将棋連盟の会長職についています。

 

佐藤会長が就任されてから将棋連盟からの発信力がぐーんと上がった気がします。

 

もちろん実力も高くタイトル獲得期数は歴代7位の13期です。

 

ちなみにタイトル獲得期数の第1位は羽生九段で99期!

 

第2位大山氏80期、とんで第4位谷川九段27期、第5位渡辺二冠22期、とんで第7位は佐藤九段13期、第8位が森内九段で12期です。

 

渡辺二冠は羽生世代より10年ちょっと下の代で今の将棋界を引っ張る存在の1人です。

 

史上4人目の中学生プロで、20歳で初タイトル、特に最も賞金が高いといわれている竜王というタイトルは9連覇するなど、とてつもない強さを秘めています。

 

 

 

将棋は女性棋士の舞台もあります。

 

清水女流6段は女流タイトル通算獲得期数が43期と歴代1位で女流棋士の中でただ1人の六段です。

 

昭和後期からタイトルを取り以降20年間は女流棋士絶対王者でした。

 

その後にでてきたのが里見女流四冠です。

 

現在主要タイトルを手中にし、なお他のタイトル戦の挑戦者にもなって、今もっとも女流タイトル総なめに近い存在です。

 

清水女流六段の後をついで女流棋士を引っ張っていってる存在です。

 

 

 

うわ〜〜〜、紹介だけでこんなに書いてしまった。。。

 

実はかなり紹介したい内容をまとめて簡潔にしたつもりだったのですが、とてもとても書ききれるものではありません(笑)

 

 

こんな人達が一同に集まるってなかなかない機会だっただけに残念。

 

タイトルも洒落ていますね。

 

棋才(きさい)は「鬼才」「奇才」とかけているのでしょうか。

 

「平成の歩」の「歩」を「あゆみ」と読ませることで「歩く」と「将棋のコマの歩」をかけているんでしょうね。

 

 

 

最近の楽しみの一つが、日本将棋連盟Facebookページであがってくる詰将棋

 

詰将棋とは、王手をかけ続けて手持ちの持ち駒を使い切って王を詰ませる問題のことをいいます。

 

藤井七段はプロ棋士も混じって行われた詰将棋解答選手権で小学校六年生で優勝して以来五連覇中です。おそるべし・・・(笑)

 

電車の中で数分時間があるとき、本を読むには短すぎるので詰将棋を解いたりしています(^^)

 

両親は囲碁が好きなので囲碁を覚えようと思いつつ(小学校の頃にちょっとやって履いたんですが)、なかなか手につかないのは、将棋の方にいっちゃうからでしょうか(^^)

 

 

 

ボードゲームは普段とは違った頭をつかう感じがしてなかなか楽しいものです。

 

さ、息抜きにまた解いてみよう(^^)