48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

夜間工事

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日本語を学ぶ人達を応援するシェアハウスTOKYO SHARE FUNABORIは、ビルのワンフロアを利用しています。

 

そのため、ビルメンテナンスの影響をうけることが時々あります。

 

今回はその一つで電気設備点検と部品交換というメンテナンス作業。

 

大がかりな工事になるため、

  • エアコンを使わなくて済む春の時期
  • 他の店舗や住人に影響が軽微になる時間帯

 

を考慮して5月の平日の夜中に実行することとなりました。

 

私は工事作業の立会ということで、久しぶりにこちらのハウスに宿泊。

 

ゲストルームがあるのでそこを予約して寝る場所は確保しました(^^)

 

 

 

工事はまず主電源を切り離して暫定電源に切替えて、主電源側の工事を行います。

 

この切替で2回、停電させないとなりません。

 

工事業者からの情報伝達がうまくいかず、この停電が当日あることが判明。

 

急遽みなさんに連絡をいれて起きている人には口頭でもお伝えし、混乱を最小限に留めるようにしました。

 

幸いにも時間帯が遅かったこともあり、大きな混乱には至りませんでした。

 

ビルの場合停電になると、水を下から汲み上げるためのポンプが止まるので水の供給もストップしてしまいます。

 

トイレや洗面所が使えなくなるのでこちらも近くに貼り付いていました。

 

リビングでは数名がおしゃべりを楽しんでいます。

 

夜0時以降は静かにするようマナー協力をお願いしているのですがなかなか気が回らないようです(^^)

 

彼らに声のトーンを落とすよう注意をうながすと「すみませ〜ん」と片言の日本語で答えてくれました。

 

その場はおとなしくなったけど、停電になって文字通りBlack outになったらちょっと興奮して騒ぐんじゃないか、としばらく廊下で待機していました。

 

停電になってしばらくたっても意外と静かだったので安堵(^^)

 

 

ほどなく切替が終わり電気が通じて室内の照明が点灯しました。

 

するとすぐに廊下の照明が落ちました。

 

工事業者が「あれ?ブレーカーか回線落ちてます?」と配電盤をチェック。

 

どこも異常がない・・・

 

別のところにスイッチがあるのでリビングに入ると、さきほどのハウスメイトたちが真っ暗な中、何やらノートパソコンを覗き込んでいる。

 

暗闇の中で、ディスプレイの明かりがみんなの顔を不気味に照らしていて、ちょっとしたホラー(笑)

 

そこにあったスイッチを入れようとすると、その一人が「つけないで!」と。

 

歳とった私の筋肉は途中で止めるほどの筋力がもうなく、スイッチを入れてしまいました(^^)

 

モニターを観ていたハウスメイトたちが一斉にこちらを見る。。。

 

ま、廊下の照明は機能していることが確認できたので、すぐにまたスイッチを消すと再びモニターに顔を戻していました。

 

どうも彼らはホラー映画を観ていたようです(笑)

 

 

突然の停電にもかかわらずその環境を楽しもうというこのバイタリティーに、一種の感動さえ覚えました(^^)

 

その後騒ぎださないかちょっと心配でしたが、杞憂に終わり無事工事も終了。

 

夜更かししていたハウスメイトたちも何事もなかったかのように、朝起きて朝食をとって学校に向かっていきました。

 

頼もしいなぁ・・・(^^)