数年ぶりに結婚式にお招きいただきました(^^)
平成生まれのこの素敵なカップル、自分の子ども世代でもありなんか親のような気持ちでした(^^)
サラリーマンをやっていないことや、年齢的なこともあり、今や冠婚葬祭は結婚式より葬式のほうが圧倒的に多くなってきました。
すっかり結婚式の雰囲気からは遠ざかっておりましたが、実際にでてみるとやはりいいものですね。
私も一度結婚経験がありますが、今からおよそ26年前(笑)
バブル経済が終わったとはいえまだその余韻を引きずっていた時代でした。
結婚式ってその時の時代の様子を伺うことができますね(^^)
招待状
私の時代は親の名前で招待状をお送りしていたのが主流だった気がします。
つまり両家の結婚ということで、ホストは両家のご両親というスタンスの名残だと思います。
今は当たり前のように新郎新婦御本人からですね。
当時ももちろんありましたが、少数派だったと思います。
会場
当時はホテルを使うのが一般的でした。
ホテル内で式を上げそのまま大広間で披露宴を上げるパターンです。
今回は料亭。
以前レストランを借り切った披露宴に出たことがありますが、料亭は初めて(^^)
ここの料亭は大きくて館内で式をあげることもできます。
選択肢は広がってきましたね。
仲人(なこうど)
今やほぼ“死語”となっているでしょうね(笑)
私の時代では、2人をとりもったという体裁で仲人をたてていました。
それこそもっと前では、恋愛より見合いが多かったわけで新郎新婦の間を誰かしらがとりもつことは一般的でした。
私の祖父母の時代はそうだったでしょう。
私の時代では、恋愛結婚が主でしたので間を取り持つ人はそれこそ友人だったりしたのですが、仲人というポジションがある意味ステータス的なものもあり、会社の上司などにお願いして、仲人夫婦もひな壇に一緒に並んでいました。
仲人の挨拶があってそこで新郎新婦の紹介をしていたんですね。
今は新郎新婦のみがひな壇で、自己紹介を自分たちでやるようです。
祝辞
私の時代は、それこそ
- 仲人挨拶
- 主賓挨拶新郎新婦1組ずつ
- 乾杯挨拶
- 知人挨拶新郎新婦各4組ずつくらい
とまあ挨拶が多かったです(^^)
乾杯までは比較的お硬いモードで、知人挨拶ではグループで歌やダンスといった芸を披露する人も多かったです。
今回は新郎新婦の「日頃の感謝をお伝えし、楽しんでいただきたい」という趣旨もあり、来賓の挨拶は主賓と乾杯のみでした。
歌やダンスを見るのも一つの楽しみですが、よくよく考えると来賓の人たちに何かしら準備も含めてお願いするわけで、それはそれである意味負担をかけていたところもあったでしょう。
挨拶が少ないとおしゃべりや料理を楽しむ時間がたくさんとれますね。
演出
私の時代との違いばかりでしたが、演出に関しては(多種多様な演出があるとは思いますが)当時のような流れがまだ残っているんですね。
- お色直し
- 本人たちの紹介ビデオ・写真
- 新婦からの手紙
- 花束贈呈
- ご両親あいさつ
バブルの頃はスモークたいたり、ゴンドラで登場したりと派手なこともありましたが、一般的ではなかったです(^^)(私もしていませんし)
今回は和食コースだったこともあるかもしれませんが、キャンドルサービスはなかったです(^^)
その時その時のテーマで演出は柔軟に設計されているようです(^^)
引き出物
これも演出同様いろいろなパターンがあるのですが、私の時代はお皿やグラスなど重くて存在感のあるものが多かった印象があります。
当時は引き出物でいただいた大皿がたまっていきました(笑)
今はおしゃれなお菓子とか、カタログギフトが主流かもしれませんね。
オリジナリティが以前より拡がった気がします。
あまり食器類の話を聞かなくなりました(^^)
披露宴冒頭で新郎新婦による鏡開きがあり、その樽酒ばかりいただいてすっかりご機嫌な気分で宴を堪能いたしました。
新調した礼服も着心地よかったので一安心(^^)
なにはともあれ新郎新婦がこれから幸せに暮らしてくれることを心から願うばかりです(^^)
幸せな人に接するとこちらも幸せな気持ちになれます。