48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

映画鑑賞〜「シュレック2」

f:id:almater2014:20200104085011j:plain

(画像:Youtubeより)

 

先日ここで映画「シュレック」をご紹介しました。

 

シュレックは全部で4部作となっており、この正月休みで4部作全部観てしまいました(^^)

 

  • どれも時間が1時間半前後と短い
  • ストーリーが簡単
  • 使われている英語表現が難しくないのが多い

 

といったところが魅力です。

 

シュレックの1作目は怪物とお姫様の奇跡的な恋物語

 

シュレック2では、そんな恋物語はそう簡単に問屋がおろさない、と邪魔者が現れ、邪魔者との争いに勝ち残る、という物語です。

 

シュレック2は第1作に比べて、ちょっとミュージカル的要素が強くなり、随所に歌が挟まれています。

 

シュレック第1作ではエンディングでザ・モンキーズの「デイ・ドリーム・ビリーバー」が使われていて懐かしさを感じました(^^)

 

シュレック2では

  • リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ(リッキー・マーティン):郷ひろみが「Goldfinger99」としてカバーした曲として有名ですね(^^)
  • ホールディング・アウト・フォア・ヒーロー(ボニー・テイラー):こちらも麻倉未稀が「Hero」としてカバーしています。
  • オール・バイ・マイセルフ(エリック・カルメン):エリーヌディオンなど多くの歌手によってカバーされた有名な曲です

 

といった私でも知っている曲も含め、数多くの曲が収録されています。

 

これは現地での生活をしている人たちにしてみると、「あ〜あの曲」みたいに思い出されるものなんでしょう。

 

(残念ながら私にはわからない(^^;;)

 

Wikipediaによるとシュレックシリーズの興行収入は(2017年6月時点)、シュレック2が最も成功しており、シュレック1作目の倍近い収入をあげています。

 

シュレック:4.844 億ドル

シュレック2:9.198 億ドル

 

全世界でも10位にランクされるくらいヒットしたようですね。

 

 

 

個人的感想ですが、たしかに第1作よりストーリー、演出は磨きがかかっている気がしました。

 

シュレック2のキーパーソンはなんといっても、冒頭の画像にある「フェアリー・ゴッドマザー」ですね。

 

自分の息子チャーミング(ネーミングも面白い)をフィオナ姫の王子にすえて、FARFARWAY国の支配を目論んでいるフェアリー・ゴッドマザー。

 

実は現国王との間にも秘密があって、国王がそれ故に苦悩することに。

 

 

 

この作品でフェアリー・ゴッドマザーの策略でフィオナ姫がチャーミング王子といい関係になりそうになり、シュレックが手出しできなくなるシーンがあります。

 

フェアリー・ゴッドマザー(FG) Don't you think you've already messed her life up enough? (いい加減にあきらめたら?)

 

シュレック(SH) I just wanted her to be happy.(僕は彼女が幸せであってくれればいいんだ)

 

FG And now she can be.(これで幸せになるわ)

 

(中略:ここでフェアリー・ゴッドマザーはシュレックをあきらめさせようと説得します)

 

SH But I love her.(でもまだ彼女を愛しているんだ)

 

FG If you really love her, you'll let her go. (もしまだ本当に彼女を愛しているのなら、身を引くべきよ)

 

このフェアリー・ゴッドマザーのセリフがドスン、ときますね。

 

you'll let her go. あなたは彼女を行かせなさい、が直訳ですが、彼女をフリーにさせなさい、すなわち、自分は身を引きなさい、という意味になるんですね。

 

また内容もぐさっときますね(^^)

 

本当に彼女を愛しているのなら、自分のエゴではなく彼女の幸せを考えなさい、という教訓めいたことを言われている気がします。

 

 

 

王様を脅すことができる力、自由に操る魔法、イベントを開催すれば主人公的な存在、歌を歌わせれば一流、となかなかの存在感です。

 

これが「魔女(witch)」ではなく「妖精(fairy)」となっているところが面白い(^^)

 

 

 

この作品、自分ではわからないのですがいろいろなところにパロディーが潜んでいる気がしてしょうがない(^^)

 

アメリカの文化を知っているとパロディがわかるんでしょうね。

 

余談ですが日本語吹き替え版で、バーのママをしているドリスというゲイの声をジョン・カビラがやっているのですが、これがまた渋くて笑えます。