48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

映画鑑賞〜ミスアメリカーナ

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(画像:Netflix公式ページより引用)

 

友人がFacebookで「テイラー・スウィフトのファンでない人には特にみてほしい」と投稿されていたこのドキュメンタリー。

 

Netflix限定で約1時間半に渡るテイラー・スウィフトの特集です。

 

もともとテイラー・スウィフトにはあまり関心を持ったことはなく、

1億人を超えるフォロワー

Shake it Offがバカ売れ

モデルのような美貌

くらいの印象しか持っていませんでした。

 

先日の英語耳で岸講師が「カントリーの歌手だった」ことを紹介していたのですが、それすら知らなかった(^^)

 

10代からスター街道まっしぐらだった彼女が、いろいろな過程を通って政治に関わる言動もするようにもなり、新たな若者にとってのオピニオンリーダーとなっていく様子が描かれています。

 

10歳過ぎたころには自分で曲を作ってみんなに披露し、喝采を浴びることがとても好きだったテネシーの一少女。

 

そんな彼女はカントリーミュージックが大好きで、16歳でデビューを果たし、数々のAwardを受賞します。

 

飛ぶ鳥落とす勢いの彼女にも試練が待ち受けていました。

  • ネットやメディアを中心とした誹謗中傷
  • お母さんのガン宣言

 

彼女はそこで「何が大切なことなのか」ということを考え始めます。

 

日本でもメディアやSNSでの誹謗中傷のことが取り沙汰されますが、アメリカのはひどいですね(笑)

 

よくもまぁ、こんなひどいことを電波に載せて平気に言えるもんだ、と思います。

 

 

 

「自分は歌手であって、人に嫌われるようなことはしない。だから政治的発言はしない」とずっと思い込んでいたし、回りからもそう言われていたテイラー。

 

ディクシー・チックスというカントリーの大御所だった歌手が、当時のブッシュ大統領(息子の方)を批判した際、ものすごいバッシングを受けた経緯も、そのスタンスの理由でもあったようですね。

 

しかし地元テネシーで、トランプを支持する女性が上院議員に立候補するとテイラーには我慢のできない感情があふれてきました。

 

「人に称賛されることが何よりも嬉しい」が小さい頃からテイラーだったのですが、ここから大きく変化していきます。

 

 

 

 

賞を受賞した時に、両親以外に自分のこの喜びを分かち合えるパートナーがいない、ととても寂しい表情を見せるテイラー。

 

人に喜んでもらうことを何よりも喜びとするテイラー。

 

心無い言葉や行動に傷つくテイラー。

 

そして自分は役に立つことをしなければ、と行動を起こしたテイラー。

 

テイラー・スウィフトという人間が気になってしまう要素満載です(^^)

 

 

 

これを、「プロモーションの一種だろう」と冷ややかに受け取るのもあり。

 

「実は民主党(テイラーが支持を表明した政党)のプロパガンダだ」と受け取るのもあり。

 

いろいろな受け止め方があるだろうと思いますが、私は素直に、テイラーは素敵な人に感じました(^^)

 

そこにはプロフェッショナルという誇りも感じます。

 

先日の英語耳セミナーで取り上げたKobe BryantのSpeechでも

 

もし君たちがやっていることを愛し、そしてそれを幸せに感じているのなら、どんなにきついことや困難があってもいずれ報われるよ。

 

というフレーズがありました。

 

If you love what you do, and if it’s making you happy, all the hard work and perseverance will pay off.

 

奇しくも2人のスターが同じ土俵に乗っているような気がしたのです。

 

テイラーにはなぜ多くのフォロワーがいるのか・・・

 

もちろんプロモーション的な活動もあると思うのですが、ベースは「魅力」なんですよね。

 

自分の才能を磨き、「魅力」を創出し、人々に届けることに努力をしてきたことがベースにあるんだと思います。

 

彼女のスタジオでの創作活動は、ホントアーティストそのものですね。

 

その辺のアイドルとは次元が違います(笑)

 

まだ30歳になったばかりの彼女に、50をゆうに過ぎたおじさんは、生き方のモデルケースを見せてもらったような気がします。

 

 

 

それからプロフェッショナルはやはり素敵ですね、魅力があります。

 

他のことはできなくても、何か1つの魅力だからこそのキラリ感もいい。

 

(もちろんテイラーは1つに限らず多才多芸で天は何物(なんぶつ)も与えてずるい、と思える人ですが・・・)

 

テイラーを支えている人たちもみなさんプロフェッショナル。

 

プロフェッショナル同士の信頼関係がいいなぁ、と感じます。

 

 

 

評価はいろいろあるかな、と思いますが私はこのドキュメンタリー、結構いいな、と思いました(^^)