今週からオンラインセミナーが始まります。
有料化になるため受講料をいただくのですが、先日こちらのブログでご紹介したように支払い方法は
- 銀行振込
- PayPal(ペイパル)
- PayPay(ペイペイ)
の3種類に設定しました。
銀行振込、PayPalはすでに入金があり、一応機能していることは確認できました。
ところが、ある受講者からこんな連絡が。
送金種類が PayPayマネー と PayPayマネーライト の2つあり、
換金できない、PayPayマネーライト 優先して送金されてしますようです。
ん?
PayPayマネーとPayPayマネーライト?
なんのことだかわからなかったので早速ネットで調べてみることに(^^)
するとこんな記事が見つかりました。
いや〜、わかりやすくまとめてくれています(^^)
詳細はこの記事をご覧いただくといいと思います。
ポイントは
「PayPayマネー」でないと換金できない
ということ。
PayPayは昨年9月に送金サービスの認可を受け、PayPayの残高を換金や送金できるようになりました。
でもなんでも換金、送金できるわけではないんですね。
銀行、ATM入金、ヤフオクの売上、受け取った送金という、「元々現金だった」残高だけが対象になるんです。
- クレジットカードからのチャージ:これが現金になるとクレジットカードの現金化になり、クレジットカードの規約上できない。
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払(注1):これも結果的にクレジットカードの現金化につながることがある
注1)ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払:ソフトバンクまたはワイモバイルの通信料金と一緒にまとめて請求する仕組み。通信料金の支払がクレジットカードで指定できる。
これらはPayPayマネーライトとして残高が蓄えられます。
支払をするときは、PayPayマネーライトがPayPayマネーよりも優先されて利用されるんです。
だから、換金をするための送金をするときに、PayPayマネーライトに残高があると、換金できないポイントが送金されてしまいます。。。
ほかにも、買い物の還元がつくPayPayボーナスとか、会員特典(期間限定)がつくPayPayボーナスライトとかもあるらしい。。。
なので、PayPayには実は合計4種類のポイントがあるんですね。
いや〜、知らんかった。。。
一時期メルカリで「現金が”その価格以上”の値段で売買されている」という不思議な現象がありました。
これって、いわゆる「クレジットカードの現金化」と一緒なんですね。
Aさんが10,000円の現金を12,000円で販売し、Bさんが購入したとします。
Bさんはこの購入するにあたって”クレジットカード”で決済をします。
そして決済処理がされたらAさんはBさんへ10,000円の現金を送ります。
Bさんは2,000円の手数料を払って10,000円分をクレジットカードから引き落とすことができたわけです。
このJCBのページにも解説がありますが、クレジットカードの現金化は違法ではないようです。
しかし、現金化する際の金利が出資法違反で問われることがあったり、いざというときに自己破産できない、というリスクがあるようです。
まあ、このように現金のやり取りというのは、簡単でない事情があり、そしてそれが今のシステムに反映されていることがわかりました(^^)
でもこういうシステムも、システム保有者の権益を守ることが目的ですよね。
クレジットカードの現金化にしてもカード会社の権益だろうし、自国通貨については国の権益です。
そして「決済」を生業としているのが銀行。
いろいろなところで権益を守るための仕組みがあって、そこに利用者が手数料を支払うシステムになっているのかなぁ。
利用者の観点にたつと、ブロックチェーンによる通貨のシステムはとても低コストで通貨を利用できる利用者本位のシステムのように感じます。
しかしその一方で、ある意味通貨統一を広い地域で実践している先駆者がEUであり、彼らをみると統一通貨による課題もまだまだあることが伺いしれます。
バルト三国の一つエストニア、トルコに近いジョージアはブロックチェーンによる通貨システムを導入するようですね。
こういった国々では、今回のような送金は簡単にできるようになるんでしょうね。
あ〜、話が発散しすぎました(笑)
PayPayの活用について、今回ちょっと学ぶことができました。(^^)