48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

デパ地下でのひととき

先日goffoに久しぶりに行ったことを投稿しました。

 

そのときにスタッフへの差し入れと今月で退社するKさんへのお土産を買いに横浜の高島屋の地下ショップに立ち寄りました。

 

自粛期間は多くのデパートが営業を停止していて、横浜のデパートも例外ではなかったそうです。

 

緊急事態宣言の解除により、各デパートも営業を再開、デパートは多くの人で賑わっていました。

 

できるだけ密な環境を避けながら、差し入れとお土産を探してウロウロ・・・

 

買うものはだいたい決めていて、水ようかんのようなものにしようと。

 

これから暑くなってくるので、ひんやりしたものがいいだろうというのが第1の理由。

 

イタリアンのプロの人達なので、同じジャンルの食材は素人の私ではいいものを選ぶ自身がなく、全く別ジャンルの”和”系統なら、と思ったのが第2の理由。

 

Kさんには、和風ゼリー、差し入れには”とらや”の水ようかんを用意しました。

 

お会計をすると、それぞれのお店で、「これまで営業できずに皆さんにご迷惑をおかけしましたので、気持ちですがこちらをご一緒させていただきます」とそのお店の商品をバラでいただいちゃったんです。

 

いわゆる”おまけ”(^^)

 

あら、こんなことなかった(^^)

 

帰りに普段のお茶菓子ようにと、ヨックモックに立ち寄ったのですが、そちらでも定番のシガーロール2本をいただきました。

 

f:id:almater2014:20200529192429j:plain

 

お店の方々の対応は、びっくりするくらい丁寧で、なにか「この仕事が再開できた」ことの喜びみたいなものが伝わってきました。

 

 

 

デパートは接客業の中では、丁寧さではかなり上位の業界だとは思いますが、私のような庶民には、どことなく敷居の高さや、ちょっとツンとした冷たさみたいな印象が残っていました。

 

一方常連への態度はなかなか慇懃なもので(^^)こちらは逆に”よいしょ”的な態度をかんじたことが少なくありませんでした。

 

(私が常連ではなく、常連の人についていったときに感じたものです(^^))

 

 

 

でも今回の高島屋のデパ地下では違う印象でした。

 

全部の店の人とお話したわけではないですが、通りかかってお客さんとのやり取りの声が耳に入ってきますし、様子も目に写ります。

 

多くのお店の方々が、なんか嬉しそうにお仕事されているようだったんですよね。

 

おまけを渡していただいた時の説明でも、これまで営業停止せざるを得なかったことを申し訳ない、残念だった、という気持ちがすごく出ていました。

 

決して「申し訳なく」思っていただなくてもいいのですが、この「申し訳ない」という気持ちには、「あなたの期待に応えられなくて」という思いがあり、それは「私はあなたの気持ちに応えていきたい」と思っているからこそでてくる思いだと思っています。

 

今その方たちは、自分たちの商品を販売することでお客さんの期待に応えたい、という気持ちをとても強く持っているんじゃないかなぁ、と感じます。

 

 

 

今回の自粛では、「当たり前のことが当たり前でなくなる」ということが身近でいろいろ発生しました。

 

こういう接客業のお仕事はその一つかもしれません。

 

再スタートができた喜びで満たされている空間は気持ちいいですね。

 

これってノンバーバルコミュニケーションでもあるのかなぁ。

 

雰囲気ってなんとなく伝わりますよね。

 

オンラインでは伝えるのがなかなか難しいこの”空気”。

 

やはり人間は”肌感覚”をまだ大事な感覚として持っている気がします。

 

 

 

嬉しい気持ちでお仕事すると、その方もきっといい時間を過ごしていらっしゃることと思います。

 

今の感じているそのお気持ちを忘れずにこれからのお仕事頑張っていただけたらなぁ、と、僭越にも感じた一時でした(^^)