リモートワークやオンライン授業の活用が進むことで、シェアハウスのネットワークも影響を受け始めたことを以前にもご紹介しました。
3つのシェアハウスのプロバイダーと状況はこんな感じ。
MBAシェアハウス
- プロバイダ:Nuro
- 現状:2.4GHzで時々遅くなるようだが比較的安定
船堀
- プロバイダ:WAKWAK(NTTのギガらく回線を使用)
- 現状:動画鑑賞やオンライン授業に支障が出てた
ランニングシェアハウス
- プロバイダ:WAKWAK(NTTのギガらく回線を使用)
- 現状:リモートワークに時々支障が出てる
船堀はプロバイダの混雑が原因のため、ユーザー側ではどうすることもできませんでした。
そのため、この4月からサービスを始めた10ギガbpsという従来の10倍の通信速度能力をもっている回線「フレッツ光クロス」に切り替えることになりました。
この切替、実はなかなか簡単に進みませんでした。(^^;;
課題1:サポートエリア
実は都内でも対応できているところとまだ対応できないところがあり、船堀のある江戸川区は対象となっていますが、ランニングシェアハウスのある業平は今年年末もしくは年明けでないと対応できないらしい。。。
幸いにも船堀は対象になっていました。
課題2:プロバイダー
まだプロバイダが全部対応できているわけではないようで、プロバイダ選びはかなり限定されてしまいます。
いずれは揃ってくると思いますが、初期の段階では技術の方によく話を伺わないとなりません。
課題3:切替
現在使用している1ギガのラインから新しいクロスの10ギガのラインには、装置を設置してすぐに切り替えることができないらしい。
そのため、切替でも一度新しい回線を追加でひいて、それから現行の回線を撤去するという手順が必要です。
課題4:ルーター
古いルーターの中には、クロスの回線に対応していないものがあります。
実は船堀のルーターが該当することが設置時に判明し、後日新しいルーターを持ち込んだということがありました。
10ギガの速度に対応したルーターはまだ市場に出回っておらず、1台30万円くらいするらしいです。(2020年6月現在)
なので、クロスに対応していても1ギガのルーターで当面しのぐしかありません。
しかもプロバイダーによってはルーターの設定をNTTの技術にさえ公開していないところもあり、正直この設置は素人には無理だと思いました。
課題5:10ギガの通信速度
ルーターと同様Wi-Fiのアクセスポイントも1ギガ仕様がほとんどなので、クロスをひいても10ギガの通信速度を享受するにはさらなる設備投資が必要となります。
今回はクロスにすることでプロバイダの処理能力に余裕をもたせることが一番の狙いでもありましたので、数百メガの通信速度でも御の字です。
なんせひどいときには1メガもでないことがあったので・・・
ということで、「切替工事」ということで技術者の方が来訪すること3回目にしてやっと本当に”切替”ができました(^^)
しかも最後の切替は私が自分で行うことに(^^)
(昼間にやるとオンライン授業に支障がでるので、授業が終わった夕方に対応する必要があったため)
まあ、これでしばらく落ち着いてくれることを期待。