新年あけましておめでとうございます。
旧年中はご愛顧いただきありがとうございました。
本年も変わらぬご厚情よろしくお願いします。
さてこの年末年始は久しぶりに実家でゆっくりした気がします。
いつも実家にいるとたまったビデオを見まくっていたのですが、
今回はさすがにステップアップする年でもあるので、
読書に多くの時間をさきました。
読んだのは「海賊とよばれた男(上)(下)」の文庫本です。
学友が月に1,2度開催している読書会の次回のテーマ本でもあったので、
量も多そうなのでこの機にと思いまして。
ちょっとフォトリーディングをしてそれから読んだのですが、
スピードとスケールある展開に箱根駅伝見ながら、風呂に入りながら読んでいました。
主人公である「国岡鐵造」は出光興産創業者の出光佐三をモデルとした、
百田尚樹氏の小説であるのは有名なところです。
小説なのでフィクションとはいいながらも実在の人物がモデルとなっており、
しかも実名で登場している著名人もおり(池田首相、三木首相など)、
かなり事実に近い小説であることが想像されます。
主人公国岡鐵造の特徴は
・首尾一貫している
・自社ではなく「国、民のため」といった大義名分がある
・覚悟をしている
・あきらめない
といった、今の経営学につながる要素をたくさん備えています。
今は大きな痛手になろうともその奥には明るい未来を描いています。
また「石油」という商品の性格上、世界情勢を常に意識していることも特徴です。
年初にいい本に出合いました。
自分のこれからの言動を意識していきたいと思います。
今年もよろしくお願いします。