48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

法人設立のプロセス 3 ~活動準備

「法人設立のプロセス 2」までは法人登記までの流れをご紹介しました。

これで法人が設立されましたが、これだけでは活動はすぐにできません。

もろもろの準備が必要です。

私が準備してきたことを中心にご紹介します。

 

・固定電話回線、ファックス回線開設

・税理士と契約

・銀行口座開設

・ロゴ作成

・名刺作成

ドメイン獲得

・自社ホームページ作成

・レシート台帳

 

■ 固定電話回線、ファックス回線開設

 固定電話回線では法人用銀行口座を開設するにあたり固定電話回線があったほうがいい、というアドバイスをもらったことと、名刺に固定電話番号があったほうが信用度がよいのでは、という思惑から、1回線用意しました。実際は自分のスマフォに自動転送の設定をしているので、固定電話機はおいていません。

 ファックスはファックス機を物理的に持つのがいやだったので、インターネットファックスサービスの登録をしました。

 これですと自分のパソコンからファイルのままファックスが送信できること、受診したファックスも電子ファイルとして保管できることがメリットです。何度か使いましたがとても便利ですよ。月に1,000円くらいの維持費です。ファックス用の電話回線を1本持つだけでも実質1,000円くらいは毎月かかりますので、私はインターネットファックスをお勧めです。

 

■税理士と契約

 会社を設立したからには年度末に必ず決算が必要となります。

 自分ですべてができればいいのですが、どんなに小さな会社でも決算にはかなり労力と専門知識が必要です。

 経費扱いができるかどうか相談もできます。

 私は高校時代の同級生にお願いすることにしました。一番の理由は信用です。

 (ちなみにその同級生は会計士でもあります)

 ビジネスは信用の上に成り立つもの、と私は思っていて、

 会社決算にかかわる大事な機能は信用置ける人にお願いすべきという考えです。

 なので「報酬が安い」ということは私にとってあまり魅力的な要素ではありませんでした。

 

■銀行口座開設

 起業した友人に話を聞くと

 「メガバンクはなかなか口座開設にウンと言ってくれない」という声をききます。

 私は三井住友銀行で住宅ローンを持っている支店に口座開設をお願いしたら

 1週間ほどで開設できました。

 ローン支払実績や、資本金の大きさ(私は300万円)も影響あるのかもしれません。

 

■ロゴ作成

 これから会社のイメージを表現するのにロゴは重要なツールです。

 私はクラウドソーシングのLancersで公募しました。

 多くのデザイナーが登録されているので、いろいろなデザインに出会える可能性があります。

 安いと20,000円ちょっと。私は募集数をあげたかったので50,000円強で募集掛けました。

 デザインを決定してデザイナーさんに微修正をお願いし、最終的にデザインが確定できました。

 応募期間を短く設定できますが、私はMaxの3週間を設定しました。

 

■名刺作成

 インターネットで名刺作成をしてくれるところを探して申し込みました。

 そういったサイトはたくさんあります。

 ロゴをいれるかどうかも含めてデザインを考えるのは楽しいですね。

 

ドメイン獲得

 自社のホームページや会社用メルアドなどを「.com」や「co.jp」などで表現したい場合、

 このドメインを取得する必要があります。

 自分でサーバーをもって管理する方法もありますが、手間をかんがみると

 サーバー管理会社のインフラを有料で利用するのが現実的だと思います。

 最初の登録費用は「創立費」として資産化し償却していけます。

 私は「さくらインターネット」でサーバーレンタルし、ここからドメイン申請をしました。

 いろいろなサーバー会社があるので自分の目的に合うかどうかしっかり吟味してください。

 

■自社ホームページ

 事業によってはホームページを作成した方が有効なこともあります。

 私は友人に作ってもらいましたが、今はいろいろな会社がWEB作成をしてくれます。

 自分で作れるのなら別ですがそうでない場合、

 サービス内容と費用とのバランスを検証して、お願いする会社を選ぶといいでしょう。

 

■レシート台帳

 税理士さんと相談するといいですが、私は経費扱いする費用のレシートを紙に貼って

 ファイリングしています。

 その際、「通信費」「旅費交通費」といったように仕訳項目ごとにタグを作ってまとめるようにしました。

 税理士さんと決算の際にやり取りをする会計アプリケーションがあり、

 それにインプットする時間を極力小さくしたいからです。