通っていた経営大学院のクラスの一つに、
コミュニケーションについて学ぶクラスがあります。
単に「コミュニケーション=対話」ではなく、
そのものが持っている力について考察し、その力が発揮された実例を通じて
どうやって自分のツールとして身につけていくかを学んでいくものです。
詳しくはこちらの本を読んでいただくとわかります。
本日は、そのクラスを受けた歴代の受講生と講師による勉強会です。
ここでは「道場」という表現を使っています。
勉強会の直前に講師からテーマのお知らせがあり、
そのテーマについて「コミュニケーション」という切り口で議論をし、
今後起こりうる事象に対する視点を増やす狙いがあります。
今回のテーマは「ISIS」。
いろいろな視点を学びました。
・これまでよく見られたコミュニケーション戦略は、
世論を味方につけるために、「多数」に賛同を求める方法であった。
・それとは逆に「多数」を敵に回すことで、
「多数」に対抗したがっている潜在的な存在が共感し味方に付く
・行動には理由が伴うが、その理由が首尾一貫しているとは限らない
ふむふむ。新しい面あり、言われてみれば、と気づかされる面もあり。
この「道場」では「コミュニケーションのもつ力とそのPotential」に
毎回発見がありますが、大事なのはいかに普段から事象を意識してとらえているか、だと思いました。
普段意識することでその都度考察し、自分の思考ポケットを増やすことができます。
思考ポケットが増えると、事象に対して敏感になってきます。
そして議論やほかの事象に対する反応によって、新たな気づきや学びを得るチャンスが増えます。
楽しいですね。
さて、次回は私が幹事をやることになりました(^^ゞ
これもまた楽しみです。