48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

読書会〜「幸せの死のために一刻もはやくお伝えしたいこと」

3週間ぶりの読書会。

今回の本は「幸せの死のために一刻もはやくお伝えしたいこと」でした。

人の死をたくさん見てきた若い外科医が

「死というものに正面から向き合おう」

と訴えているものです。

 

この本、いろいろ意見がでました。

死生観を押し付けられている

そう思った人もいたようです。

 

私はちょっと違いました。

死と向き合い生きることってどういうことか

今すぐに死を宣告されるリスクはゼロでありません。

今すぐ事故死になる恐れもあります。

 

死を迎える人、

死を迎えた人を送る人、

その事例が多く紹介されており、

いざ自分がそういう立場になったら。。。

不安がないわけがない。。。

 

いろいろな解釈ができる本のような気がします。

それは多くの人に考えるキッカケになったり、

現実の一部を見せてくれたりしました。

 

私は東日本大震災の経験があり、

後輩や同僚の死にも何度か遭遇した経験を通じて

死生観を意識するようになりました。

 

うまく言えませんが

・親よりは早く死なない

・いつ死んでもいいように部屋を片付ける

など今も実践していることはいくつかあります。

 

でも死生観って人それぞれ。

強いられて作るものでないので。

 

ただ死生観を持つことで

今をどう生きるかを意識することは

有意義かなと思います。

幸せな死のために一刻も早くあなたにお伝えしたいこと 若き外科医が見つめた「いのち」の現場三百六十五日 (幻冬舎新書)

 

20160929_1.jpg