48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

自分軸の見つけ方

先日友人から

「あなたに役に立ちそうな本があるので

興味があれば読んでみて」

とお借りした本「成功するのに目標はいらない!」

の副題になっている言葉がこの題名です。

 

ドヤ街のようなところで生まれ育った著者。

早く働くことがよし、という空気の中

どうしても心理学を学びたくて

周りの冷ややかな目も気にせず勉強してその道に進んだ

強い意思を持った方です。

 

心理学を学んで人々を元気にしたい

という強い思い、それが著者にとっての自分軸だったそうです。

 

この「自分軸」ってどんなもの?

それを著者の視点で紹介してくれたのがこの本です。

著者は「やる気の素」として語っています。

自分軸を探す時によく言われる質問は

・何をやりたいんだ

・何を目指したいんだ

というように、何か目標を持つことありきのものが多かった気がします。

これを「ビジョン型」とこの本では定義しています。

自分が目指したい目標を設定し

そこから逆算して今の行動を決めていきます。

 

ところがこの「目標は」と言われてピンとこない人が多くいることに著者が気づきます。

目標をめざすのではなく、

自分がどう在りたいのかということを大事にしている人たちです。

・笑顔でい続けたい

・平和であり続けたい

こんな感覚です。

これを「価値観型」と著者は定義しました。

自分の価値観を満足させることがやる気の素になるタイプです。

 

私は自分の事業で

一つ一つを大事に行いその積み重ねとして結果がある

というプロセスが自分に合っていると思っています。

売上◯◯円を目指す、ではなく

事業をちゃんとやることでその結果売上がある、という考え方です。

 

昔から「将来何になりたいんだ」とか

「これからどうしたいんだ」とよく聞かれ

子供の時は「野球選手になる」と言えていましたが

社会人になって正直答えに窮することが多かったのです。

この本を読んで、自分は「どう在りたいか」を大事にしているんだ、

ということを意識することができ、

またそういう考えた方が肯定できるということを実感しました。

 

こんな私だから「結果」を意識しすぎると

「自分らしく」なくなるだな、と。

「結果」ではなく「過程・プロセス」に集中した行動が

私そのものなんですね。

 

いい本に出会いました。

お返しする前に何度か読み直して「自分らしさ」を

もっと意識できるようにしてみようと思います。

この本、すでに絶版でamazonでは倍の価格で取引されていました。

 

写真は多摩川下流でランニングの途中で撮影したもの。

先日のコーチングで、

今の私の状態のキーワードの一つが「水」という指摘をうけました。

無意識な言動が意識化されたのですが

確かに水って今の自分に大きく関わっている要素かもしれません。

あいにくの天気でどんよりな雲でしたが

川の流れがなんか心地よい感覚をもちました。