48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

花を愛でよう

先日悲しい記事がネットに流れました。

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そう、ついに自殺者がでてしまいました。

 

このブログでも何度か触れた「かぼちゃの馬車」の話。はしごを外されたオーナー達が取る道はいくつか考えられます。

 

  • 新しい運営者を探して委託する
  • 自分で運営する
  • 損を覚悟で売却する
  • 自己破産する

 

新しい運営者を探して委託する

できることなら1番目の選択肢をとりたいのオーナー。元々はハンズフリーで収入を得ようとしていたので、シェアハウスのことを知らないし、今の仕事もあるのでこの件に費やす時間も労力もない、と考えている人がほとんどだと想定しています。

 

ただ以前もお話しましたが、かぼちゃの馬車の物件は

  • 共有部がない、または小さい
  • 駅から遠い
  • 投資額が大きすぎて採算が合わない

という三重苦を抱えているところが多いため、相談をうけた運営者または運営会社が引き受けられない、という話をよく耳にします。

 

実際私もご相談を受けたことがあり、この三重苦のためお手伝いができないと判断せざるを得ませんでした。

 

それでも一部には幸運にも駅から近い、とか、部屋をつぶして共有部を作る決断をされた方、一時的にでも損を覚悟した方などは、新たな運営者を見つけることが可能です。

 

実際かぼちゃの馬車からの転用で運営を始めたところはあります。

 

自分で運営する

続いての選択肢は「自主運営」です。もしオーナーに覚悟があるのなら、この選択肢が実は一番理にかなっていると思っています。運営費用はかかりませんし、自分が投資したものを自分で“経営”できるのですから。

 

また住まいをここに移して現在の住まいにかけている費用を0にすることで、家賃収入以外に返済に充てる費用を捻出できます。

 

投資家の一番のリスクは、投資した案件が成果をださない恐れがあることです。つまり投資した額がまるまる損になる恐れです。このリスクが大きいから資本主義の世界では投資家が一番成果を得るポジションにいます。

 

だからリスクをたくさん想定してそれらへの対応と覚悟を決めてからでないと、結局泣きを見てしまうのです。

 

だから「こうなったら徹底的にコストをかけずに収益上げるぞ」みたいな覚悟と開き直りができるとこの選択肢にたどり着くと思います。

 

損を覚悟で売却する

資産に余裕がある人、一部返済して本業や他の事業でカバーが可能な人、そんな人達がとりうる選択肢です。

 

株の世界で「損切り」という言葉があるように、ある程度まできたら割り切って次の機会に出来るだけ早く移行することが狙いです。

 

かぼちゃの馬車の場合は、その「ある程度」をすでに超えていると思われるので、売却しても(できたとした場合)買値には遠く及ばないと思われます。

 

だけど売却してある程度返済して、今後の返済の目処がたてば、しばらく楽ではないでしょうがなんとかなります。今回のことを「事故」ぐらいに割り切ってしまいたい人で資産的に余裕がある人向けですね。

 

自己破産

できれば取りたくない選択肢ですね。自己破産をしてしまうと、今後銀行からの借り入れはまずできないでしょう。これまでに持っていた資産もなくなります。もしかしたら付き合ってくれていた友人もいなくなるかもしれません。職を失うかもしれません。

 

影響を及ぼさないために家族とも縁を切らなければならないかもしれません。

 

でも、すべてを捨てることで一度背負った大きな荷物はなくなります。そして命が残ります。

 

命があるからこそ、明日があり、将来があります。

 

世の中には「無一文」から這い上がってきたというお話はたくさんあります。命があったからこそ実現できたのです。

 

私も会社をやめた時に、「事業起こして失敗してもアルバイトで食いつなげられるな」と思ったから、思い切ることができました。

 

だから・・・

 

事故や病気、天災など自分の意思とは異なる不慮の事態で命を落とすのでなく、明日を見ることを自ら閉ざしちゃいけない・・・

 

逃げることもあり。捨てるのもあり。

 

生きていれば、チャンスは訪れます。

 

死ぬ覚悟があるなら、一度自己破産してすっきりしてみよう。そこからやり直してみよう。それでも駄目ならその時に考えよう。自分にだけはそんないい加減な気持ちを許してあげて欲しい。。。

 

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