オーナーになった元ハウスメイト
MBAシェアハウスの元ハウスメイトOさんが遊びにきてくれました。
近日退職するので平日の昼間は比較的ゆとりがあるということでお昼から(^^)
先日ブログでも紹介しましたが、Oさんと私の共通の友人が先日亡くなりその四十九日法要が近日あるのでやり取りする機会があり、「久しぶりにお話しましょう」という流れになったものです。
OさんはMBAシェアハウスの元ハウスメイトですが、今は自分でシェアハウスを所有するオーナーさんです。
今はオーナーさんに関係する人たちとのコミュニティーに参加する機会が多いらしく、その様子を伺うことができました。
高齢者“向き”シェアハウス
いろいろ話題が尽きなかったのですが、その中で興味深い話になったのが、「高齢者“向き”シェアハウス」の話です。
Oさんが参加するコミュニティーで高齢者の方がひとり暮らしをする環境をプロデュースしている方がいらっしゃり、実際に事業として活動をされている、とのことでした。
昨日のブログで大先輩から奇しくも高齢者の今後の住まいとシェアハウスの親和性を感じたばかりなだけに、とてもホットな話題でした。
ポイントは
・高齢者“向け”ではなく“向き”であること
・高齢者の方々の目線にたつこと
です。
高齢者“向け”ではなく“向き”であること
大先輩もおっしゃっていたのが「高齢者向け事業は失敗することが多い」でした。
高齢者の方々はそれぞれの人生観や価値観がある意味固まっており、それは個性と一緒で様々です。一方事業はある方向性に統一する志向で、多様化した個性との親和性が低い、というのが理由です。
またごくごく一般論ですが、年寄り呼ばわりされることはあまり気持ちのいいものではないようです(^^)
高齢者“向け”と、高齢者「専門」にするのではなく、高齢者“向き”と高齢者に「向いている」という視点が、いいサービスにつながるという発想です。
従って高齢者「だけ」が住むのではなく、色々な世代が住む環境の中で高齢者の方々が住みやすいシステムを作り出すのがミソ(^^)
高齢者の方々の目線にたつこと
高齢者の方々が住みやすいシステムといっても、我々若手(^^)は勘違いしているところも多々あるようです。
「こうしたほうが優しいだろう」と思い込んでいたことが、実は高齢者の方々にとって余計なお世話になってしまう事例をOさんに聞かせていただきました。
ポイントは「優しさの向ける方向」で、甘やかして自立を阻害するのではなく、自立できる状態をより長く続けられる視点です。
これから
私は今まで高齢者向けのシェアハウスは、「ニーズがある」とは思いながらも課題が多く、自分にその課題を克服するアイデアが浮かびませんでした。
しかし、今回Oさんとの話を通じて視点を変えることで実践されていらっしゃる方々がいることを知り、自分も取り組んでみようという気持ちがでてきました。
早速Oさんがお会いしていた方の著書をAmazonでポチリ(^^)
構想がまとまってきたらまたご紹介したいと思います。
写真はOさんからいただいた一足早い誕生日プレゼント(^^) 私の体調を気遣ってくれる配慮がとても嬉しいです(^^)