48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

インド料理パーティー

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日本語学校の学生が入ってきて国際色豊かになってきた船堀のシェアハウス。

 

今月の月例懇親会のテーマは「インド料理」

 

インド人のハウスメイトが今回の料理を作ってくれるというもの。

 

午後まずは買物です。

 

調理してくれるインド人の1人がヴィーガンであるため、今日の食材はほぼ動物系が入りません。

 

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野菜を選ぶ2人。

 

「日本の野菜は高い」と嘆いていました(^^)

 

近くのインド人向けグロッサリーで現地の食材をゲット。

 

帰宅してから調理開始です。

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「手伝うよ」といったのですが、「大丈夫」ということで私はそばで自分の仕事をしていました。

 

流れてくるインドの音楽、香り、スマホ越しにかわされているビデオ電話の声。

 

ちょっとしたリトルインドの雰囲気を醸し出していました(^^)

 

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今日の料理の品は4点。

 

まず1点目がこちらPani Puri(パニプリ)

 

聞くところによると特別なときに食べるものらしい。

 

ネットではインドのおやつと紹介しているところもありますが、ハウスメイトによると彼らの地方では特別な食べ物だそうです。

 

揚げた中が空洞のボール型のスナック、じゃがいもと豆とコリアンダー、そして手前にある謎の液体(^^)

 

これがワンセットになっています。

 

2点目は左上にあるせんべいみたいなもの。

 

これは「パーパル」といって豆からできたせんべい。

 

直火で焼くとせんべいのようにパリパリします。

 

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揚げボールスナックと謎の液体はたくさんあります。

 

左にあるトマトと玉ねぎのマリネはさきほどのパーパルにのせて食べます。

 

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そして3品目はカレー(^^)

 

ご飯はタイ米で、カレーは見た目はドロドロのような印象ですが、実はスープカレーよりさらさらしています。

 

インド人ハウスメイトによると、日本の米は粘りがありすぎてこのカレーとは合わないそうです。パサパサしたタイ米のほうが合っているとのこと。

 

今日はちょっと水が多すぎたかな(笑)

 

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こちらはキールといって米を牛乳で煮込んで作られたデザート。

 

とても甘いです。

 

料理が揃ったところでみんなで乾杯(^^)

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最初は少人数でスタートです。

 

さて先程のPani Puri、どうやって食べるのでしょう?(^^)

 

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まずは揚げたボールを手にとります。

 

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親指を当てて押し込みます。

 

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このくらいの穴を開けます。

 

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じゃがいもと豆と香草を和えたものを中にいれます。

 

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そしてあの謎のスープに突っ込んで上げたボールの中をこのスープで満たし、口に入れるのです。

 

この謎のスープ、実は結構スパイシーで油断して口に入れたら、思いっきりスパイシーな香辛料でむせました(笑)

 

でも味はちょっと癖になりそう。

 

スパイスと香草が独特の風味を醸し出しています。

 

最終的に日本語学校関係の人たちがほぼ全員参加したので、とても国際色豊かになりました。

 

中国、モンゴル、インド、マレーシア、ロシア、日本。

 

なので「自分の国では・・・」という話がたくさんでてきて興味深かったです。

 

例えば英語。

 

インドでは英語を話せるか話せないかをまず問われるそうです。

 

話せない人はずっと高い給料は望めないので、英語教育はかなり重要だとのこと。

 

特に30近い言語があるインドでは共用語であるヒンディー語と英語は不可欠だそうです。

 

一方マレーシアでは小学校から英語教育が始まり、教科書なども英語で記載されているものが多いそうです。

 

でも家庭では母国語であるタガログ語を話しするので、かなりの人がバイリンガル

 

面白いのは「タガログ語を知らない人はお金持ち」という話。

 

一般のフィリピン人は家庭でタガログ語を話すので自然と身につくのですが、外部から来た人は始めから英語なのでタガログ語を知る機会がないそうです。

 

そして外部から来た人というのはたいてい資産家なので、「タガログ語を知らない人はお金持ち」というわけです。

 

モンゴル語はとてもロシア語に似ているそうです。

 

ハウスメイトのモンゴル人はロシア語を学んだ経験があり、ロシア人のハウスメイトと時々ロシア語で会話しています。

 

モンゴル語もロシア語もキリル文字を使っていて、それぞれの文字の発音は同じだそうです。

 

そして文字の組み合わせが違っていて違う言葉になっているようですね。

 

英語とフランス語、ドイツ語、スペイン語などは、ラテン文字ということで同じアルファベットがベースですが、英語以外は独特な文字表記がそれぞれあります。

 

中国と日本も同様で同じ漢字を使っていますが日本はひらがな、カタカナといった独特な表記をもっています。

 

つまり似てはいるけど全く同じ文字、ではないんですね。

 

そう考えるとモンゴル語とロシア語みたいに同じ文字を使って異なる言語って珍しいのかなぁ。

 

フィリピン人のハウスメイトの1人が「日本はずっと日本語で教育されていていいなぁ。私もタガログ語でずっと勉強したかった。だから日本ってすごいなぁ、と思ってる」と言っていたのがとても印象的でした。

 

過去の歴史から受ける影響の大きさって日本人しか付き合いがないと気づかないことがありますね。

 

その他にも日本に来る前にどんな仕事をしていたのか、とか、飲みすぎて失敗したエピソードとか、いろいろな話ができました。

 

12月入ってすぐに日本語の能力テストがあるそうで、皆さん明日は勉強するそうです(^^)