48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

ご縁の貯金と価値提供の始まり

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先日の角島での写真をもう一度(^^)

 

抜けるような青い空とどこまでも続く広い海が見せてくれる開放感は気持ちがいいですね。

 

先日いつもカウンセリングをしてくれる友人Sさんと久しぶりにゆっくり話をしました。

 

お互い最近忙しくてなかなか時間が取れなかったんだけど、Sさんの方から「久しぶりにどう?」と声をかけてくれて(^^)

 

お互いの現状を話してお互いに気づいたことを伝え合います。

 

私のことでもいい指摘をしてもらいました。

 

「今は小遣い稼ぎでいいんじゃない?」って(^^)

 

なかなか定着しない4棟目

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今年は念願の4棟目の運営に着手すること二度。

 

そして二度とも契約打ち切りとなり、弊社の運営はまだまだ安泰とは程遠いのが実情です。

 

一度目はオーナーさんからの干渉が多く私の目指す運営ができなかったことが大きな障害でした。

 

契約期限が来たため契約の更新をしないことで、本件はクローズしています。

 

二度目はここでも何度かご紹介した大山の物件。

 

こちらはオーナーの期待に私が応えられなかったことが理由です。

 

いずれもちゃんと軌道に乗れば会社としても自分の生活面でも少し落ち着くことが可能だっただけに、継続できなかったことはちょっと痛かったです。

 

では困窮しているかというとそうではないです。

 

そもそも自分が会社を起こしたのは、「自分の時間を有効に活用して他の人の役に立ちたい」という気持ちが根っこにあったから。

 

だから会社がバンバン儲かる、という姿は元々イメージしていません。

 

とはいえ生活をしていくためにはそれなりの収益が必要で、そこに至るにはもうひと頑張りが必要というのが現状認識なんです。

 

幸か不幸か扶養家族がいるわけでもなく、社員もまだいないので、自分の気持ち次第で起きるであろう事象は、私一人が受け止めれば済みます。

 

賃貸物件の調査を不動産屋さんにお願いして、物件のご紹介をいただくのですが、決して悪くない物件なんですけど心が踊らない・・・

 

相談役のTさんとも議論をしていますが、何か足りていない気がするのです。

 

取り組むべき課題

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課題は明確。

 

「新しい物件を見つけて面白いコミュニティーを醸成する」こと。

 

課題解決のためには、

  1. 物件を見つけること
  2. 次のコンセプトを具体化すること

という行動が必要です。

 

この「物件探し」になかなか本腰入らないんですよね。

 

現時点では物件購入はあまり考えておらず、あくまでもオーナーさんからお預かりするというスタンスを考えています。

 

となると物件を貸してくれる人、あるいは借りられそうな物件を探すということになります。

 

ベンチャーなら、事業計画を立てていかにオーナーさんにとってメリットがあるか、ということを訴求する資料を作成し、営業活動をすることでしょう。

 

しかし賃貸で儲けたいと思ってるオーナーさんから借りて転貸する事業モデルは、収益性が低く、実はあまり機能しないと考えています。

 

関わる人が増えることで利用者が割高な費用を負うことになるからです。

 

「儲けようと思っていないオーナー」さんとの出会いが私のような事業には必要です。

 

それが利用者へのサービスの質の向上にリソースをむけることになり、結果としてオーナーさんにリターンできることになるスパイラルを産む、というのが私の考えです。

 

そんなオーナーさんを見つけるのはかなり困難な話です。

 

物件探しということ自体が何か違う感覚さえ感じています。

 

どんなスタンスでいこうか

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理想としているのは、自分が頼られてそれに応えるスタンス。

 

自分がいいと思っていることを押し付けるのはしたくないし、おこがましいとさえ思うくらいなので、自分から「これいいぞ〜」と押し売りはしたくないのです。

 

だから営業が苦手(笑)

 

ただ「これいいぞ〜」と見せることは全然あり。

 

それに「いいな」と共感してくれる人がきっとこれから関わる可能性のある人だろうと思うのです。

 

お互いが「いいね」と思い共感してそれぞれの立場でほどよい距離感の関係を育む。

 

これが目指しているコミュニティです。

 

共感するポイントがシェアハウスでいえば「コンセプト」になるのです。

 

だから私自身が「いいね」を思うこと(ネタ)をたくさん仕入れて、発信して共感者を見つけていくことが、私の本来の活動なんじゃないかな、と思うとすっと腹落ちする感覚です。

 

Sさんからは

 

「今は動くタイミングじゃないね。いろいろな縁を通じてあなたの考えややっていることを知ってもらう、いわゆる種まきの時期だよ。」

 

とアドバイスしてもらいました。

 

これまでの経緯をしっているSさんからすると、今の私にはそういう流れに見えるそうです。

 

ありがたいことに今でもいろいろな方面からご相談をよくいただきます。

 

 

無償で対応しているものもあれば、謝礼をいただくこともあります。

 

謝礼なので収入としては大きくありません。

 

でもそれをいただける、ということは「あなたのこの活動は少なくともこれだけの価値があります」と言っていただけていることと同じです。

 

無償対応については、自分にとってのご縁の貯金、謝礼対応については、私の価値提供の始まり、そんな風に捉えてみようと思います。

 

なので今のこの時期にいただく機会や小さな収入はと〜っても大切なんですね。

 

なかなか4棟目が定着しないことに無意識に焦りを覚えていたかもしれません。

 

まずはご相談いただける機会を持つこと。

 

そのご相談の期待に答えるべく行動すること。

 

謝礼をいただけるようになったらその行動に価値があると自信を持つこと。

 

その価値をもっと高められないか、一生懸命考えてみること。

 

今一度ベーシックに戻ってこんなスタンスで取り組んでいこう、Sさんのアドバイスをもらってそんな気持ちになりました。