旧職で同じ職場だった「当時若手」だったメンバー(笑)の同窓会。
約1年ぶりでした。
前回会ったのは2017年11月24日。ブログでもちょっと触れていました。
私が30代のころによく一緒に仕事をしていた仲間たちで当時彼らは20代前半〜30代なかばでした。
若かったなぁ(笑)
もう40代〜50代。15年前後の月日が流れているんですね。
当時の会社に残って頑張っている人が多く、最近の様子をいろいろと聞かせてもらいました。
サラリーマンだからこその苦労は自分も経験しているので、その大変さはイメージできます。
独立した大変さはありますが、サラリーマンだからこその大変さもあります。
サラリーマンの大変なところ
「多くの人が関連している」こと
自分がやったことが多くの人に影響を与えるのと同時に、多くの人の行動が自分に影響を与えます。
だからこそ機動力を発揮できないことに直面してストレスを溜めることは少なくありません。
「あ〜自分がやれば・・・」
「あ〜あそこが動いてくれれば・・・」
そんな独り言や愚痴は数え切れないくらいでしょう(^^)
ストレスを軽減してパフォーマンスを上げるのは、関連する人たちとの連携を上手に組むことがポイント。
そのため、連絡を取り合うことに時間を取られます。
昔なら電話や会議、今ならメール、社内コミュニケーター(テキストや動画でやり取りをするツール)に自分の時間を取られますね。
ステータス表示によってこちらの情報を発信し、問合せを減らしたり、自動応答で返信の手間を減らすという工夫は当たり前で、それでも1日に多い人で何百通ものテキストのやり取りをしなくてはならないですよね。
1通1分かけるとして500通の処理するとなるとそれだけで500分、8時間以上です!
自分が資料を作る、考える、作業をする時間はこの他に時間をとらないといけません。
どうやって情報を処理するか、それがその人のパフォーマンスを左右すると行っても過言ではないでしょうね。
「会議が必要」であること
独立しても会議はあります。
私の場合はお客さんとの打合せ、関係者との議論、問題解決、情報収集などを目的としています。
ほとんどが直接その会議を通じて何かを進めることに寄与しています。
しかもほとんどが1対1かそれに準じます。
すなわち会議の間ずっと私は主体者であるのです。
ところが会社では、組織の中で情報を共有することを目的に自分が直接関与しない事項でも会議に参加しなくてはならないこともあります。
そして自分が直接関与しないのでただ聞いているだけのために参加しているのです。
そしてその会議は大勢と大勢とのやり取りになるので、資料を必要とします。
1対1なら直接話してメモや図を書きながら会議は成立しますが、大勢を相手するには同時に情報を発信するために資料の存在は不可欠です。
この資料作りがまた大変(^^)
一昔前ならパワーポイントで何十枚もの資料を作成し、フォントのサイズや大きさ、色まで細かい指示をうけながらやり直しを重ねて作っていきます。
しかも作った本人ではなく、作るよう指示した人が会議で発表するので、会議への関与という意味では一部に留まってしまうのです。
「組織を健全に維持」する必要があること
会社は組織で動きます。
だから組織が健全に活動できるように維持していく必要があります。
それが労務管理だったり、社員規則だったり、役職の設定だったり、総務・人事という組織の必要性だったりするわけです。
働き方改革、とか◯◯ハラスメントなんていうのは、組織があるからこその考え方であり現象です。
管理職の経験がある方は結構共感していただけると思いますが、実にこの組織に関することに時間を取られます。
出退勤管理、残業管理、面接、相談、人事評価、情報共有、懇親活動(宴会など)、組織変更とそれに付帯する業務などなど・・・
どちらがいいということではなく
組織に所属していることの大変さの一端をお見せしましたが、だからといって「独立」したほうがいい、という話ではないです(^^)
向き不向きもあるし、現実問題もあります。
独立するとさきほどのような「多くの人が関連する」が故に生じる業務はかなり減りますが、「少ない人だから」故に生じる業務もあるのです。
極端ですが私の場合1人でやっているので、経営だけでなく、集客という営業活動、経理活動、様々な総務活動、コンセプトを創る開発活動、新しいシェアハウスを立ち上げる設計活動などなどをこなさないといけません。
そう、「私の仕事はここまで」な〜んていう線引ができないので、知らなくても、苦手でも取り組まなければなりません。
知らなかったり苦手だったりすることをやることは、知っていたり得意だったりする人がやるのに比べてパフォーマンスは落ちます。
いわゆる生産性が下がるという課題があります。
一長一短ですね。
みんないろいろあるだろうけれど、集まって笑顔を見れるのは嬉しいことです(^^)
また会うときも笑顔で集まりたいものです(^^)