(画像はNHKホームページより引用)
NHKスペシャルで「人体」シリーズの第2段がスタートしました。
「人体」シリーズは2017年から2018年にかけて、ノーベル賞受賞者である山中教授とタレントのタモリ氏がMCとして、人体に関わる最新研究を紹介してくれた番組です。
身体の動きは脳が司令を出していたとずっと認識していたのですが、実は脳だけでなく、腎臓や腸などが独自にホルモンを分泌して機能していた、など驚きの研究成果を紹介してくれました。
つまり人体は「巨大な情報ネットワーク」だったという内容でした。
今回のテーマは「遺伝子」。
ちょっと内容にふれますと、人が持っているDNAのうち遺伝子は2%しかなく、残り98%は研究対象外、すなわち「ゴミDNA」と言われ、まったく相手にされていなかったそうです。
ところがここ数年でその「ゴミDNA」に驚くべき情報が蓄えられていることが明らかになってきたそうです。
いや〜、これが驚きの内容です。
唾液だけでモンタージュが作成できる、とか・・・
109歳でまだピンピンしているんだけど20歳からタバコ吸いまくっている、とか・・・
以前からなんとなくそうじゃないか、と感じていたことが実際にありそうだということも見せてくれて、なかなか興味深かったです。
とても複雑な話のはずですが、我々のような知識がない人たちにもわかりやすい構成であることや、世界的に貴重な画像をまぜて、壮大なCGでイメージを膨らませてくれる番組編成には、その質の高さに感服します。
私は元々エンジニアだったこともあり、“使えるデータ”を手に入れるまでの大変さを身体で感じていました。
データをとるための条件設定や環境作り、サンプルの準備や測定方法の開発など、まぁいろいろなことを整えて初めてデータがとれるようになり、しかもそれらのデータの一部しか有用でないこともよくあるのです。
この番組はたった1時間弱の放送時間ですが、使われたデータや分析結果を出すのに、実に多くの研究者が多くの労力をかけたんだろうなぁ、と感慨にふけっちゃったりするのです(^^)
人の身体は神秘的ですね(^^)
インドネシアで暮らしているバジャウという民族。
彼らは海の上に家をたてて暮らしています。
そう、海に潜って漁をするのですが、なんと!彼らは10分も潜水できる能力をもっているんです。
実はこれもDNAの為せる技のようです(^^)
第2話は12日に放送されます。
私はばっちり録画して放送を見る予定です(^^)