48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

ゴッドファーザー

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(画像はNetflixから引用)

 

私の好きな映画は

 

など。

 

オーシャンズシリーズ以外はDVDを整理した時に手元に残したものたちです。

 

なので気が向いた時に観たりすることができます。

 

 

 

先日このブログでゴッドファーザーに触れたせいか、なんか妙にこの映画がまた観たくなって久しぶりに観てみました。

 

何回も観ている映画なので、ちょっと英語のトレーニング兼ねて、英語音声、英語字幕で挑戦(^^)

 

内容がわかっているので、イメージを持ちながら英語を見聞きすることができます。

 

英語耳セミナーの講師には、「意味・内容と英語の音を結びつけよう」ということで、日本語に一生懸命訳すのではなく、わからなければすぐに訳を見て意味を把握してそれから英語の音を聴いたほうが効果的なトレーニングになる、と教えていただいています。

 

まさにそれがわかるような感じ(^^)

 

この映画の難点は

です。

 

マーロン・ブランドについては英語字幕の助けを得ることで、「あ〜確かに言ってる!」という感動を味わえました。

 

ヴィトーの長男がSantinoといい、日本語では「ソニー」と訳されているので、てっきり映画の中でもソニーと言っているのかと思って聴いていたのですが、ヴィトーのセリフでは全然そうは聞こえず、「う〜ん」なんて思っていました(笑)

 

ところが映画でヴィトーは「ソニー」ではなくちゃんとSantinoと言ってたんですね。

 

 

 

英語耳で教わった言い回しも(^^)

 

pull over

 

駐車する、という意味なんですね。

 

英語耳セミナーでは2〜3回位講師から紹介されたと思います。

 

「あ〜、言ってる、言ってる!」と1人喜ぶ私(笑)

 

 

 

I'm gonna make him an offer he can't refuse.

 

このセリフは有名なセリフらしいですね。

 

日本語字幕では「心配するな」となっています。

 

直訳すると「彼が断れないような提案をこれからする」という意味です。

 

ジョニーという歌手が映画に出演したいんだけど、大物プロデューサーが首を縦に振らないので困っているとヴィトーに相談したときに出るセリフです。

 

ヴィトーが「手はうつから1ヶ月後には安心できるよ」というとジョニーは「撮影は1週間後なんだ」と。

 

それじゃ遅いんだよ、とジョニーは言うわけです。

 

頼んでおきながらわがまま(笑)

 

それに対して出てきたのがこのセリフ。

 

話の流れで「心配するな」という意訳になったんでしょうね。

 

ヴィトー:手はうつから1ヶ月後には安心できるよ

ジョニー:1週間後に撮影が始まるんだ

ヴィトー:(彼が断れないような提案をこれからするから)心配するな」

 

こんな感じでしょうか。

 

 

 

実はこの英文、とても勉強になる要素がふんだんにあるなぁ、と思いました。

 

1 I'm gonna

これはI am going to 〜の略形ですが、「これから〜をしよう」という時によく使われる表現ですね。

 

映画とか会話でもよく耳にします。

 

It's gonna rain. (天気予報によると)これから雨が降るみたいだよ。

 

こんな表現もよく使われます。

 

2 make him an offer

これはmake (人) an offerで 〜(人)に提案する という表現。

 

3 an offer he can't refuse

offerとheの間に関係代名詞whichが入るところ省略されている文章で、offerについてhe以下が「詳しく説明」してくれています。

 

私がアメリカに住んで現地の人たちと話す時に、日本語との決定的な違いを感じたのは、まさにこの構文でした。

 

日本語は最初に説明がきてから対象物の単語が後から来るのに対し、英語はまったく逆ですね。

 

an offer 提案

he can't refuse 彼が断れない

 

日本語:「彼が断れない」「提案」の順

英語:「提案」「彼が断れない」の順

 

なので、心がけるようにしたのは、「先に大事な要点を言って後から詳しい説明をくっつけていく」ように言葉をつなぐようにしたことです。

 

I drink 私は飲む

I drink a beer 私は飲む/ ビールを

I drink a beer I bought 私は飲む/ ビールを/私が買った

I drink a beer I bought at that convenience store 私は飲む/ ビールを/私が買った/ あのコンビニで

I drink a beer I bought at that convenience store after taking a shower 私は飲む/ ビールを/私が買った/ あのコンビニで/ シャワーを浴びたあとで

 

こんな感じで、あとからどんどん足していく感じなんですね。

 

この感覚が少しわかった(気がした)ら、英語の会話が続くようになった気がします。

 

4 an offer

offerの前はanがいいのか、theがいいのか、冠詞っていつも困りますよね。

 

  1. I'm gonna make him an offer he can't refuse.
  2. I'm gonna make him the offer he can't refuse.

 

原文の1が「彼が断れない提案をしよう」と、どういう提案かはさておき、「とにかく提案しよう」というイメージです。

 

2だと「彼が断れない提案というのがあって、その提案をしよう」と「提案」そのものが具体的になにか存在している意味を持ちます。

 

冠詞が変わるだけでだいぶニュアンスがかわりますね。

 

a(an)が付く場合は「一般的」なものに対し、theがつくと「ある特定された」というニュアンスを持つ、と私は解釈するようにしています。

 

 

 

なんかI'm gonna make him an offer he can't refuse.という一文だけで、とても英語を勉強した気になってしまいます(笑)

 

さすがドン・コルレオーネ!

 

 

 

 

追伸:2019年6月18日現在ですが、NetflixではゴッドファーザーIが、AmazonPrimeではゴッドファーザーI〜IIIが視聴できます(^^)

 

Amazon Primeでは英語字幕は出てこないので英語字幕を活用したい人はNetflixがオススメ(^^)