予想を超えたきつさもあって、到着は格別でした(^^)
肩の小屋到着
当初はチェックイン“前”に登頂するつもりでしたが、夕食の時間になってしまうし、体もだいぶ疲れているので翌日の朝に登頂することに。
泊まったところは「肩の小屋」
ご夫婦お二人で切り盛りしているこじんまりとした小屋です。
谷川岳はトマノ耳とオキノ耳という2つの山頂があるのですが、トマノ耳までサンダルでも行けるくらいの近さにあるのが特徴。
こちら入口です。
入って靴のまま左にいくと食堂、靴を脱いで右へあがると客室です。
まずはそのまま食堂に入ってチェックイン。
出された日記帳のような帳簿に連絡先を記入、そこで前払いします。
我々の部屋は小屋の屋根裏のようなスペース。
天井は低いですが、男6人が寝るスペースは十分あります。
定員は記載されていませんが、用意している寝具の数以上は受付ないそうです(^^)
ざっくりですが30人近くは入れるんじゃないかなぁ、という印象です。
ということで着替える前にまず一杯!
いや〜、うまい(^^)
ビール500円(^^)
ヘリコプターで物資輸送していることを考えたら良心的な値段かと(^^)
夕食の支度が始まるということで、一旦部屋に入り着替えることに。
なかなかの急階段です(笑)ほぼ垂直というか、はしごですね(^^)
こちらがスペースの寝床。
床マットにシュラフとまくらがついています。
谷川岳は2,000mもないので(1,970mくらい)実は夕方でも気温はそんなに下がりません。
デビューした穂高のような3,000m級ともなると、真夏といえど長袖がないと寒くて我慢できません。
でもここは軽装で十分でした。
私はすててこにTシャツといういでたち。
夕食から大富豪大貧民へ
そして待ちに待った夕食〜〜(^^)
御飯と味噌汁はおかわり自由!
私は3杯食べてしまった(笑)
この山小屋は水場がありません。
それだけ水の確保も大変なところなんでしょうね。
そういう中でこれだけの食事をいただけることに感謝です(^^)
お腹が満たされたら、飲み会の続きとトランプ(^^)
いつぞやからか、大富豪大貧民が我々の中で定番となっています。
これがまた盛り上がるんですよ(笑)
消灯時間が20時半。
なので消灯前にちょっと外にでてみました。
メンバーの高性能カメラで捉えた多分木星かな。
この後消灯して寝ようとしたのですが、メンバーのいびきで全く寝れず(笑)
途中小屋の外にでてベンチに寝っ転がって星空をしばし眺めていました。
雲がかかっては消えてを繰り返しているので、満面の星空になったりまったく星がみえなくなったり。
そんな自然の呼吸のような時間の流れに身を任せているのも贅沢だなぁ。
ず〜っと眺めていたら一人キャンプがやりたくなってきた(笑)
こうやって星をず〜っと眺めて頭を真っ白にするのは、気持ちがいいですね。
小屋に戻ったらいびきが少しおとなしくなって、夜12時を回ったところで記憶が途絶えました・・・
余談ですが、消灯前まではスマホは接続できますが、消灯後は圏外になります。
日の出からの山の朝
前日に日の出が4時45分くらいであると調べられていたので4時過ぎに起床。
小屋をかくしている尾根の裏側にまわると日の出がみれます。
富士山の日の出もすてきだと思いますが、山の上からの日の出はやはり気持ちいいですね。
太陽がでてくるところの左側が尾瀬にある燧ヶ岳(ひうちがだけ)で、右側が至仏山(しぶつさん)です。
今年の山ツアーの候補になった山々です。
そして小屋の前では雲ができては消えてという光景が目の前に広がります。
左から雲が登ってきて尾根を越えると消えていくんです。
これもなかなかすてきな光景でした。
ここから近くにある頂上の一つトマノ耳まで一部のメンバーはサンダルで登ったらしい(笑)
だいぶ足裏のツボを刺激したようです(^^)
贅沢な朝の散歩を終えて6時から朝食。
普段はこんな朝早くに食事はしませんが、こういうときはお腹がへるんですね。
ふりかけがあることを発見して(笑)やはりご飯おかわりしちゃいました。
登頂
朝食を食べ終わって近くのトマノ耳まで数分、隣のオキノ耳まではさら10分ほどなので、下山前に荷物を小屋において登頂することにしました。
トマノ耳から見た小屋。
こんなに近いんです(^^)
いい写真がとれました(^^)
これから尾根伝いにオキノ耳へ向かいます。
右上のてっぺんがオキノ耳です。
これで谷川岳の2つの頂上の登頂が叶いました!
前日無理やり登頂するのではなく、朝一番でよかったです。
睡眠をとって朝食をとって体力、気力的には一番いいタイミングですもんね(^^)
この後小屋にもどり荷物をとってチェックアウト。
朝荷物をおいて出かけるときは、荷物をまとめてみんなが団らんするスペースにある棚に移動してからいくといいですね。
小屋の方が7時過ぎから掃除を始められます。
次回は天神尾根ルートによる下山です。