いよいよ下山です。
帰りはロープウエイで降りるため尾根沿いを天神平スキー場に向かって進みます。
ガイドによると目安は1時間45分。
- 天狗のたまり場まで35分
- 熊穴沢避難小屋まで30分
- 天神平ロープウエイ駅まで40分
という打ち明けです。
行きの遅れを考えると2時間半が目標かな。
8時過ぎに小屋を出て尾根伝いを下山していきます。
意外と傾斜がきつくて登りも大変だろうなぁ、と感じるくらい。
初級者用とはいえなかなか厳しい(^^)
天狗のたまり場到着。8時45分くらいでした。
まあまあ順調な流れ。
ここは大きな岩場がせり出していて、たしかに天狗が集まっても悪くはない、という広場があり、多くの人が休憩をとっていました。
岩場から下を眺めるとこんな感じ。
ちょっとガスがかかっていました。
10分ちょっと休憩して9時くらいに出発。
次の目標は熊穴沢避難小屋です。
尾根なので途中で雷雲が来たときの避難場所になっているようです。
この途中の岩場がなかなか急傾斜で、鎖場もいくつか。
登りの人にとってここが最大の難所かもしれませんね。
このあたりで多くの登りの登山者がきたので、途中で道をゆずるために待つことが増えました。
登りもきついけど下りもその分太ももに負荷がガンガンかかります。
そして9時40分すぎに避難小屋へ到着!
この日も気温がぐんぐんあがり、宿でもらった水がとても助かりました。
1リットルの水が持つかどうか心配になるくらい・・・
ここでまた10分ほど休憩。
このあたりで早くもお腹が減ってきました(笑)
昨日の登りの疲れも残っていてなかなか足にもきています。
さぁ、最後の目標にむけてスタートです。
こちらがだいぶ近づいてから見えたロープウエイの駅です。
昨日みたスキー場がだいぶ近くに見えるようになりました。
そしてゴ〜〜〜〜〜〜〜〜ル!!
みんなでハイタッチ(^^)
無事到着できました(^^)
到着時間は10時半くらい。
目論見通り2時間半で下山できました。
ちょっとゆっくりしてソフトクリーム食べたいね、なんてみんなで話をしていたらレストランにありました(^^)
これがまた超〜ぜつにうまかった(^^)
椅子にも座れてもっともホッとした瞬間です。
余談ですが、我々のテーブルの奥にいるカップルさん、宿で我々がチェックインしたときにほぼ同じタイミングでチェックインして、下山行程もほぼ同じタイミングだったんです。
天狗のたまり場や避難小屋など要所要所で出会って「またお会いしましたね(^^)」と挨拶をしていました。
そしてこのロープウエイ駅のレストランでも一緒(^^)
なかなか素敵なカップルさんでした。
さてソフトクリームで落ち着いたら次の楽しみは温泉(^^)
まずはロープウエイで一気に下山。
スキー用でもあるのでスペースたっぷりです。
あとは車と新幹線の移動だけですからね、みなさん穏やかです(^^)
ロープウエイの下にも尾根のコースがあり、田尾尾根ルートがあるようです。
10分ほどで到着。なんて早いんだ(^^)
ベースプラザの駐車場は1回入ることで500円。
2日間駐めても同じ値段とリーズナブルでした。
さていざ温泉、ですが、メンバーの一人が「宝川温泉に行こう」と提案。
元々は鈴森の湯だったのですが、宝川温泉はテルマエ・ロマエIIの舞台にもなったし、源泉かけ流しで川のすぐ側に露天風呂がある風情あるところだから、ぜひ行ってみたいとおもっていたというメンバー。
鈴森の湯に固執する理由はなかったので、宝川温泉に向かうことに決定。
レンタカーなのでこういう融通がきくのはいいですね。
車で30分くらいのところにたたずむ宝川温泉。
湯浴み着を着用して混浴の露天風呂を楽しめます。
入場料は2,000円。
2019年4月から値上げしたようです(^^)
ちなみに当初行く予定だった鈴森の湯はこちら。
宝川温泉のお湯はよくあたたまりますね。
汗が止まらない(笑)
お風呂からあがって昼食(^^)
座敷があるのでゆったりできます。
ただ食事メニューは個人的にはちょっと淋しい印象でした(^^)
もうちょっと定食を充実させてくれるといいなぁ、と。
私以外は温泉後の生ビールを堪能(^^)(私は運転のため新幹線の一杯にかける!)
新幹線で確実に座るために、14時すぎに温泉を出発。
越後湯沢に向けて移動です。
水上インターが越後湯沢インターと昨日来た道を戻り、無事越後湯沢駅に到着。
15時過ぎに到着。
駅でみんなをおろしてからレンタカーを返却。
最初は15:39の「とき」に乗れるかと列に並びに先発隊がいったのですが、大行列。
このときに長岡の花火があったことを知ります。
となると来る電車はぜったい混んでいる・・・
ということで、当初の予定通りに越後湯沢始発の16:00たにがわ号の列に並ぶことに。
これが大正解。
ほぼ先頭にならべた上に、ちょうど6人だったので3列シートを2つおさえて向かい合って帰ることができました(^^)
このあとなんと大富豪大貧民大会が始まったのです(笑)
私は新幹線に乗る前にホームでビールを1本飲み干しましたが・・・(^^;;
今回の谷川岳ツアーは、余裕もった計画をたてたつもりでしたが、ほぼ計画通りあるいは少々ビハインド気味の結果となりました。
途中予期せぬことが起こっても、冷静に対処すること、一歩一歩の積み重ねの結果であることなどは、経営の姿勢とタブることが多いですね。
そしてなんといっても、体験した人でないと登頂での感動は味わえない(^^)
だから人任せでなく自分で行動するところもまさに経営と同じではないかと。
3年ぶりに参加したこの山登りツアー。
来年もまた楽しみです。