(引用:メルカリホームページから)
遅まきながらメルカリにデビューしました。
これまで身の回りの不用品はYahoo! オークションを活用していました。
オークション形式なのでニーズがあれば取引価格はアップしていくのが一番の魅力ですが、よほど記載が不足していない限り問合せが少なく、価格と物の折り合いがつけばあまり手をかけずに処分できるのが個人的にはよかったところです。
ところが、さすがにオークションなのでそれなりの物でないと出品できない。
私の所有物にはしょ〜もないものもたくさんあり、これらをただ捨てるのはしのびない、と思っていたところでした。
利用者が増えるにつれいろいろな取引が現れてその対応が功を奏したか、メルカリの取引に関する大きな問題はあまり耳にしなくなってきました。
私のようなフォロワータイプ(笑)が利用するのはこういう安定した時期(^^)
聞くところによると、自分では「え〜」と思っていても取引が成立しているという話も耳にします。
またハウスメイトにも利用者がいて、「結構早く売れますよ」という話も。
そんなこんなで、やっとアプリをダウンロードしたというわけです。
記念すべき出品は登山用シャツ、しかも女性用(笑)
フランスのメーカーのものなんですが、先日谷川岳に行く前の日にちょっと着てみるか、と袖を通したらなんか小さい。
「おかしい・・・Lサイズなのに・・・」
そしてボタンをはめようとすると・・・あれ?逆?
しばらく頭がぽわーとして、やっと気づいたんです。
女性用を買っちまったんだ!
もう一着はちゃんと男性用でこちらはサイズは大丈夫でした。
結局谷川岳は着替えがなく、男性用シャツ1枚で乗り切りました(^^)
このまま捨てるのはあまりにももったいないし、ちょうど夏山登山シーズンでもあるので中古市場に出してみるか、と。
今回うまくいったら実家においてある衣類をいろいろさばいてみようか、と思っています。
比較的かさばるのは冬物。
これらがすっきりしたらだいぶ実家の押入れはスッキリするだろうなぁ。
昨年は購入のためジモティーを何度か利用しました。
仙台から帰任するときにブックオフで大量の本も出品。
中古品販売の魅力は
- 捨てるのがもったいないという罪悪感から逃れられる
- 身の回りにスペースが確保できる
- 大きくは無いがお金が入ってくる
でしょうか。
まだ形あるものを、きれいにしたり形を変えたりして再利用する文化は私は好きです。
これまではサービスをつくる側(Business:企業)がサービスをうける側(Consumer:消費者)へサービス提供がされるので、B(Business)to C(Cosumer)が主流でした。
でも今回利用したメルカリは、消費者(Consumer)から消費者(Consumer)にサービスが流れるC to Cです。
メルカリが大きな成長を成し遂げたのは、このC to C事業規模が大きいことを意味しています。
メルカリはその間にはいってCとCが「取引しやすい」環境を作り出したわけで、そこから利用手数料をとることで事業として成り立たせています。
大量消費が経済発展の一翼を担った面もあるでしょう。
それはB to Cだけで作られた経済。
C to Cが大きな経済の流れを生むポテンシャルをもっているわけで、B(Business:企業)はその流れをより大きくする機能というのが、これからの新しい役割になるのでは、と感じます。
中古市場に反対する人は少なくありません。
著作権料を収入源としている作家やアーティストなどはその一例でしょう。
なにしろ新品でないと著作権料は入ってこないのですから。
でもそれは仕組みの問題でそもそもが人間が作ったルールですから、どうにかなるはず。
カラオケにだって著作権料をつけることができたんだから、中古取引だって可能だと思います。
シェアエコノミーも性格としてはC to Cと同じかもしれません。
新品購入をブランニューエコノミーと仮にいうとしたら、ブランニューエコノミーとシェアエコノミーがある割合で均衡をたもつところがあるんじゃないかなぁ。
まずは、売れないかなぁ、出品したシャツ・・・