気合のポーズをみせてくれているのは、私の元相談役Tくん。
ついに転職が決まって来月から短期で大阪に赴くそうです。
Tくんはこちらで何度も紹介していますが、ビジネススクールのセクションの仲間でもあります。
そこでセクションの学友がみんなに声かけてくれて壮行会が催されました。
場所はTくん地元でいきつけの大将!
とてもとてもお世話になったTくんですからもちろん私も参加。
この前に例のラグビースポーツパブ観戦をしていたので、途中からの参加でした。
セクションの仲間は普段なかなか忙しくて集まれないのですが、この日は最初になんと6人も集まった(^^)
いや〜、すごいすごい(^^)
あ、ちなみにこれ屋外でビールケースをならべてテーブルにしています。
やきとんの串と赤星ビールで野外で一杯、ってもうオヤジの極みですね(笑)
Tくんが転職に至った話、これからやっていくことは言うまでもなく、集まったみんながいろいろ話をしたかったらしい(^^)
会社で悩んでいること、将来の話、これまでやってきたことなどいろんな話がでてきました。
そんな話の中である一人が「行き詰まっているんだよね」と。
現場が一生懸命頑張った結果を組織の上層の人が、さも自分の手柄のように社内評価されているのがなんとも気分が悪い、と。
その上層の人には敬意を感じることが難しく、言ってみれば「何もしらず何もやっていないのに手柄だけいただきますってアリ?」みたいな気持ちになっているそうな。
上層の人とのコミュニケーションはうまくいかず、こちらの意図が通じないというもどかしさもあるそうな。。。
その友人はかなりの大企業にお勤めです。
私もいわゆる大企業に勤めていましたが、上司や上層とどうしても合わないときは、と先輩に言われたのが、
上司を追い出すか自分が出るか
でした。
私の会社では上司を経由せずとも人事に直接異動の希望を出せる制度が昔からあったので、その制度で他の部署に異動するという手段がありました。
だから転職せずとも「自分が出る」という選択肢はあったんですね。
彼の会社ではそのような制度はまだないようで、自分が出る、はすなわち転職に限りなく近いことのようです。
家族もいるので無理に動くことはやはり厳しい。
そんな悩ましいジレンマに陥っているそうです。
いろいろな背景やしがらみ、個人の性格などもあって、簡単にこうすればいいという話ではないですが、何かきっかけがつかめるといいなぁ。
人間関係においては、相手を変えることはなかなか至難であり、ともすると強引な手法(命令、脅し、暴力など)を使ったりするケースもあります。
だからできるだけ「自分」のこととして起きていることを捉えられると動きやすくなると思うんです。
最近私がシェアハウスの運営をやっていてよく感じるのは「相手に伝わっていない、ということはこちらの伝え方に課題がある」ということ。
こちらは「言った”つもり”」とか「伝えた”つもり”」でいたとしても、それは相手に伝わって初めてその”つもり”が取れるわけで、自分よがりの判断でしかないんですよね。
相手が耳を貸してくれないから、ということもあるかもしれませんが、問題は「なぜ耳を貸さなかったか」の方にあるわけで、話を聞かなかったことはただの結果にしかすぎない。
疲れていた、他のことに集中していた
といったその時の状況もあるでしょう。
私からしつこく言われるので聞きたくなくなっていた、言っている意味がわからないから放置していた
といったもっと根深い課題が潜んでいるかもしれないのです。
すると、ちょっと個別に話す時間をとったほうがいいかな、とか言葉の使い方を工夫する、とかいろいろこちらでできるアクションが見つかってきます。
こういうことを繰り返すことで「相手に伝わるような」意思伝達方法を模索しています。
そんな風に捉える余地がまだあれば、彼もいろいろトライができるだろうなぁ。
うん、もっとゆっくり話を聞きたいなぁ。
そんな語らいの好きな人達の集まりです(^^)
後半もうひとり仲間がジョインしてもう一度記念撮影(^^)