(Netflixの画面から引用)
11月第1週の金曜日及び三連休は動きに動いたので連休後の平日は休息にあてることにしました。
休息といいながら夕方まで業務関係の細かい作業をやっていたので、ぜんぜん休息にならなかったのですが(笑)
それでも夕方からは「明日できることは明日に回し」として仕事はおしまい。
せっかくだから不足していた英語の映画を見よう、とNetflixを見ていたらちょうど目に飛び込んできたのがこの「クレイマー・クレイマー」。
ダスティン・ホフマン、メリル・ストリープが演じる名作です。
もちろん過去に何度かみたことがありますが、英語を意識してみるのは今回が初めて。
偶然にも、私のお気に入りの作品の一つ「シェフ〜三ツ星フードトラック始めました」では主人公のカールが勤めていたレストランのオーナー役としてダスティン・ホフマンが。
そして、たまたま先日Netflixでみた映画「ザ・ランドロマットーパナマ文章流出ー」ではメリル・ストリープが。
それぞれの今の姿を見たばかりでもあるので、当時の若い二人はとても新鮮に見えました。
1979年の作品。すなわち40年前!
まず何に驚いたかって、ダスティン・ホフマンもメリル・ストリープも、声や話す感じが同じだったこと。
もちろん役柄が違うので演じているところは違うのですが、なにか演じる基本の役者としての個性という部分が「あ〜同じだぁ」という感動、です。(^^)
肝心の英語ですが、途中途中で英語耳で教わったフレーズや、他の映画でもでてきたようなフレーズが聞こえてきました。
How would I know?
直訳すれば「どうやって私は知ることができたのかしら」ですが、すなわち「知るわけ無いでしょ」ということ。
I don't know. ではないんですね。
こういうふうにHowをつかう表現って英語によくでてきます。
How can you say that?
直訳は「どうやってあなたはそれを言うことができますか」ですが、すなわち「よくもまあそんなことが言えるね」となるわけです。
この映画が有名な理由の一つは、子役の存在。
2人の子供ビリーの言動、特に映画終盤では涙をおさえられません(^^)
この映画では、父と子供との関係が醸成していく過程の描写がとてもすばらしい。
なので、子供に話しかけるシーンが多いんです。
これって、英語学習する側からするととてもいい機会ではないかな、と。
そう、子供が理解できる言い方、単語を知ることができるのです。
たとえば、Don't you dare!
「やめなさい」と親が子供を叱る表現です。
恥ずかしながら知らなかった(^^)
If you do something, you're in trouble.
「もしそんなことをしたら知らないぞ」みたいな意味です。
英語耳でも講師の方々に教えていただきますが、使っている単語は決して知らない単語ではないんですね。
使い方、音、スピード、こういった私にとっての壁を乗り越えるだけの体験が少ないんだろうなぁ、と、しみじみ思いました。
子供はわかるけど、私にはわからない(笑)
なお、Netflixの英語字幕はセリフを全部テキストにしているわけではなさそうです。
単位時間あたりのセリフが長い(読む語数に目安があるだろうから)ためかと思いますが、特にダスティン・ホフマンは一気にまくしたてるシーンもあるので、0.9倍にして聴いたりしました。
裁判のシーンでは専門用語がでてきたりしますが、裁判所で使われる基本的な単語でもあるので、これを機に知っておくのも悪くはない(^^)
それにしても、先日みた「イエスマン」といい、「シェフ」といい、いい子役のキャスティングがされている映画は、いい作品が多い気がします。
余談ですが、クレイマー・クレイマーでメリル・ストリープ演じるジョアンナの友人で、ジョアンナが家出をしてからはダスティン・ホフマン演じるテッドの良き理解者となるマーガレットという女性が登場します。
このマーガレットを演じているのがジェーン・アレクサンダーという女優さんで、とても素敵な女優さんなのですが、今はもう80歳ですっかり白髪のおばあちゃんになっていたのは、ちょっと驚きました。
まぁ、メリル・ストリープは70歳、ダスティン・ホフマンも80歳。
そういう年齢でも未だに現役ですばらしい演技を見せてくれるプロフェッショナルさに、感動します。
新しい映画もいいですが、こういった古い名作を鑑賞するのもいいですね。
結局この日は、日本語字幕、英語字幕と2回連続で観てしまいました(^^)