先日Facebookをながめていたら、とある投稿に目がとまりました。
取引先が消えたゴウツクレソン100kg
ゴウツクレソンは、ビジネススクールの学友が島根県の江津市に移住して始めた農業事業の製品です。
この学友は江津市にIターンとして移住し、ほかにもゲストハウスを一から立ち上げたり、地元と密着して江津市を元気づけようと東奔西走して活躍しています。
そんな彼に何が起こったのかと投稿を読んでみたら、予定していた取引先から急遽キャンセルをうけてしまったということ。
せっかく育てた製品を廃棄するのは忍びない、ということで、買ってくれませんか〜という呼びかけでした。
いや〜、葉物で100kgとは相当な量ですよね。
柄にもなく、少しでも応援できたらと思って早速購入させていただきました。
シェアハウスの人たちにもシェアできるかなと思って2kgほど購入しました。
そして届いたのがこちら、タラ〜ン(^^)
1袋250gで8袋です。
すごい量(笑)
ということでその日の当日にまずは生で食べてみました。
クレソンって、ステーキの付け合わせてでちょっとのっかってる野菜、くらいのイメージしかなく、しかもちょっとエグいというか苦味っぽい味の印象を持っていました。
恐る恐るクレソンを生のまま口の中にほおりこんでみると、なんと・・・エグさがまったくなく、ほどよい苦味がむしろいいアクセント。
もう1本、もう1本と口に入れていくうちに、あれ、止まらないぞ、と。
結局その日はハウスメイトとほぼ2人で1袋平らげてしまいました。
ちなみにクレソンってどんな野菜なんだろう。
正式にはアブラナ科オランダガラシというそうで、ヨーロッパ原産で明治時代に日本に入ってきたそうな。
肉の付け合せについているのは、「レフォール(西洋わさび)が添えられているのと同じで、特有の風味と辛味が肉の脂っぽさを緩和してくれるから」なんだそうです。
(出典:クレソン/オランダガラシ:旬の野菜百科)
栄養素的にもバランスよくいろいろな栄養価を含んでいるようです。
学友に「美味しかったよ」と報告したところ、「サラダやしゃぶしゃぶでも食べてみて!」と食べ方のおすすめをを紹介してくれました。
ということで日を改めて、しゃぶしゃぶを敢行!
昆布だしでさっとくぐらせる感じ。
ちょっとしなっとなったところを口に運びます。
生のしゃきしゃき感からお湯をくぐらせたしっとり感に代わり、それでもってまろやかな味わいに変身(^^)
ポン酢をつけるのも悪くないけど、最初はお湯にくぐらせたら何もつけずに食べるのがおすすめ。
結局この日も250g1袋をハウスメイト3人で食べてしまいました。
春の野菜は、菜の花、ふきのとう、山菜などちょっと苦味を含んだものが多いですね。
そのちょっとした苦味がまた美味しく感じるのは、きっと身体も必要としているということなんでしょう。
肝臓の働きを助けて解毒作用があるようですね。
(出典:「春野菜」|食養相談室 健康コラム|日本クリニック株式会社)
クレソンってこんなに美味しかったんだ〜、と遅まきながら新しい発見をしました。
みずみずしくて美味しいゴウツクレソンはこちらから購入できるようです(^^)