Contagion (2011) Official Exclusive 1080p HD Trailer
先日英語耳セミナーの岸講師がセミナー前に紹介してくれた「コンテイジョン」の予告編。
まさに中国、日本を始め世界中で拡がりをみせるコロナウイルスによる影響を事前にしっていたかのようなあらすじに驚きました。
なので、せっかくということでNetflixで本作を鑑賞しました。
(画像:Netflixから引用)
キャスティングは、結構個人的に好きなマット・デイモン、マトリックスでおなじみのローレンス・フィッシュバーン、タイタニックでブレークしたケイト・ウィンスレット、エディット・ピアフでアカデミー賞を受賞したマリオン・コティヤール、一癖ある役者ジュード・ロウなど豪華な顔ぶれ。
マット・デイモン演じるミッチ・エムホフの妻ベスが香港から帰国した後、風邪のような症状から突然急変し、病院に運ばれるも急死してしまうのですが、これが世界2600万人以上を死に至らしめる恐ろしい伝染病が世に登場した場面でした。
急速に広がる被害、と感染源の特定からワクチンの開発に至る関係者の格闘ぶり、ネットを使って政府・高収入者を標的にした攻撃、都市封鎖、人々のパニック、誘拐などの関連犯罪など、伝染病が広がるとこんなことがおこるであろう、と思われることが、まるでシュミレーションのように展開されます。
もしかしたらコロナウイルスの発生源と言われる中国湖北省武漢市では、もしかしたらこういったことが起きてるんではないか、と思ってしまうほどリアル感がありました。
この映画では、最後に感染源はこうだった、という印象を与えるシーンがあり、視聴者はある程度すっきりして観終わることができますが、今発生してるコロナウイルスは、感染経路がなかなかつかめず、困窮を極めている様子。
この映画を観て改めて思ったのは、「ウイルスも怖いが一番怖いのは人である」ということ。
恐怖で自分をコントロールできなくなり、パニックになったり、手段を選ばず法を犯したり、人を傷つけたり、憶測で煽ったり、フェークを流したり、金儲けのチャンスとばかりに混乱を起こしたり・・・
人が恐怖、欲、悪意によって引き起こした混乱によって自らのライフラインを破壊し、自らの生存確率を下げていく様は、本当に恐ろしい。。。
それが人であって、自分だけではどうしようもないことなんだろう、という割り切りも必要と思いました。
自分ができることは「予防」と「正しく認識する」ことくらいかな。
まずは帰宅したら「手を洗い」、「消毒液で手をきれいにする」こと。
たまたまインフルエンザ予防のために購入した消毒液が、活躍しています(^^)
それにしても、この映画、2011年の作品なんですね。。。
関連英語
- インフルエンザ:flu
- 感染が広がる:pandemic
- ウイルス:a virus
- 細菌:a bacillus(複数形はbacilli)
- 消毒する:disinfect
- 殺菌する:sterilize
- 隔離する:quarantine, isolate