定期的に原澤講師から英語のレッスンをうけるようになって2ヶ月くらいになります。
毎回50秒前後のナレーションを題材につかって
- 全文ディクテーション
- 知らない単語・フレーズの学習
- ビジュアルリスニング作成
- 音読
- 文意語ディクテーション作成
というカリキュラムをやっています。
毎回毎回学びが多いのはもちろん、正しい発音を意識して音読を繰り返すため、口の周りの筋肉がやたらとくたびれるのが特徴。
英語の母音は日本語にはない音だし、しかも種類が多い上に、日本語にはない子音の音もたくさんあるため、口の形と舌の位置は意識しないと作ることができないんです。
そして単語一つ発音するならともかく、文章となると、強弱のリズムもあるし、アクセントの位置もあるのでこれがな〜かなか忙しい(笑)
しかし毎週レッスン日と前日の予習を含めると1週間の半分は意識して口と舌を動かすので、2ヶ月もやっていると少し動くようになってきたことを実感できるようになります。
それとともに、原澤講師や岸講師がいつもいっているように、「正しい音で発音できるようになると、音が聞こえるようになってくる」という経験が少しずつ増えてきます。
レッスンを始めた当初は140単語前後で70%くらいしかディクテーションできていなかったのですが、今は85%くらいまでにあがりました(^^)
もちろん1回ではわからず何度も聞くのですが、何度聞いてもわからなかったことが多かった初期に対し、何度か聞くと「あ〜」と聞き取れることが最近は増えてきた気がするのです。
そんな実感をすこ〜しずつ感じ始めたこの頃、知っている単語だけど新たに知ったことがいくつかあったので備忘録を兼ねてご紹介(^^)
world:単独で使う場合にはほとんど前に theがつく。したがってtheがつかなければworldを修飾する言葉が直前にあると思っていい。
motive:”モチベーション”として日本語には浸透していますが、motiveは「動機」そのものを表すのに対し、motivationは「動機を与えて意欲をおこさせるもの(こと)」を表します。またmotiveは内面の気持ちを表すのに対し、incentiveは報酬など外的要素を意味します。
commitment:「〜に対しコミットする」と日本語でも使われる言葉ですが、「〜に対する」には前置詞toを使います。commitment to ~
allow:学校では「許す」と習いましたが、実際は「可能になる」というニュアンス。[A] allow you to see that ~で「あなたは[A]によって〜がわかるようになる」という意味になります。知らなかった〜〜。
我々が普段何気なくしている行動・・・
歩く、座る、話す、ボールを投げる、箸をつかう、文字を書く、などなど、どれも実は身体の一部を使って実現しているわけで、言い換えるとどの行動にも筋肉が使われているということ。
右利きの人が右手で文字を簡単にかけるのに、左手で書きにくいのは、同じ用に見えて左手に文字を書くための筋肉と筋肉に指示を伝える神経が整っていないから。
だから左手で文字がかけるようになるには、何度も書く練習をすることで自然と手が動くようになります。
英語も同じだなぁ、と。
何度も何度も練習して身体の筋肉が反応するようになれば自然と聞こえるようになったり、話すことができるようになっていくんですね。
先程出たallowという単語、学校で習った時は「あろー」みたいな音で覚えていました。
でも実際は[əláu]、すなわち「ぁらぅ」みたいな音なんですよね。
ぜ〜んぜん、違う(笑)
この音を先日別のレッスンで練習をしたので、「ぁらぅ」という音が残っていて、たまたま今回のレッスンでそれが出て時に耳にひっかかったんです。
「あろー」のままだったら多分聞き取れなかったでしょうし、これからも聞き取れないんだろうなぁ。
音の練習をするのであれば例文は優しい文の方がいい、と原澤講師や岸講師がいつもおっしゃっていることが納得。
だって優しい文の方が意味を理解しやすいので、音と意味が繋がりやすい。
普段言われていることを一つずつ実感していけるのは、ゆるやかなりにステップアップの方向に向かっているに違いない、と自分を鼓舞(笑)
(物分りが悪い、ともいう(笑))