先日2階に住んでいるハウスメイトから「何か異臭がする」という訴えがあり、どうも天井から醸し出している可能性が高そうな感じでした。
でも天井裏に行くすべがなく、ユニットバスの天井から覗いてみたものの、梁があって誕生裏には行けない。
改装を施行した大工さんに相談したところ、「廊下あたりから天井点検口を取り付けてそこから天井裏に入るんだな」といとも簡単なアドバイス(笑)
「え?やってくれないんですか?」と訊いたところ、
「大丈夫、簡単だから(^^)」と電話の向こうで満面の笑みを浮かべている顔が想像できるくらいの明るい声で返事が来た(^^;;
建物に穴を開けることになるので、オーナーに一応お伺いをたてるべくメールを送信。
「いや〜、それはプロに任せましょう」という返事がくることを若干期待して返事を待っていたら、すぐに「すすめちゃってください」というこれもまたシンプルな返信。
ということで、私自分で天井点検口の取り付けをして天井裏の点検をすることに・・・
まずは道具
壁の裏にある柱や電線などがどこにあるかしらべるための「壁裏センサー」。
いろいろなタイプがありましたが、ほとんどが9Vの特殊電池なのに対し、Panasonic製は単三電池なのでこいつに決定。
それから防護メガネ。
天井を削るので削りカスがもろに顔にふってきますので、これは必需品。
実際これつけておいてよかったと思いました。
メガネの上から装着できるので便利です。
これもメーカーたくさんありましたが、ミドリ安全は前職でよく利用していたのでメーカー基準で選定。
屋根裏に入る時によごれてもいいように百均で手袋とレインコートを調達。
ほかにもメジャー、直角定規、小型のこぎりが工具の他に必要。
それから写真にはないですが、マスクも必需品!
それとアルミ点検口を購入します。
大工に訊いたらメーカーなどあまり気にしないでいいとのこと。
私は値段もリーズナブルだった日大工業のワニハッチ450シルバーを購入。
どれもアマゾンやモノタロウなどで調達できるので、わざわざホームセンターまでいかずとも手に入ります。
以前DIY用に購入していた電動ノコギリなどがついにデビューです。
まず壁裏センサーでどこに柱があるかを計測。
屋根裏は30cm感覚で柱が走っていて、天井点検口は455mm角の大きさなので、必ずどこからの柱は切ることになります。
注意するのは大きい柱(梁だったりする)や、電線を切らないこと。
455mm四方に切り取る場所を特定します。
いよいよ切断開始。
四隅をドリルで穴をあけ、小型のこぎりで石膏ボードをざくざく切っていきます。
途中柱がきたら電動ノコギリの力をかりて一気に切断。
開けてみたらなんと古い天井が顔を出していました。
ちきしょ〜、邪魔だよ!
ということでこれも切断。
もう頭から切り屑のあられ・・・
そしてやっとこさ切り取った枠に外枠をはめることができました。
寸法より小さい切り口だとこの外枠がはまらないんですよね、当たり前ですが(^^;;
私は途中で切り口が内側に曲がったところがあり、後からちょっと削ってなんとかはめることができました。
切り取った石膏ボードですが、これは蓋にするためにさらに手を加えます。
455mm枠で切り取っていますが内枠は410mmくらいなので、外側をカットするために、ついにこの丸鋸がデビューしました(^^)
これも切り口がでこぼこだと収まらないのでヤスリで微調整して、内枠にはめ込みます。
石膏ボードに穴が空いているのは、そこに柱が打ち込まれていたため。
手前から奥の方向に後があるのがおわかりかと。
そしてこれを外枠に取り付けると完成。
できた〜〜。
この後は、脚立をもってきて設置し、レインコートと手袋で身を固め、登山用ヘッドライトをとりつけて屋根裏に突入しました。
初めて屋根裏に入りました。
1箇所断熱材が大きく損傷しているところがあり、そこに大量の小さな糞。
調べてみたところネズミによる可能性が高そうです。
進入路もだいたい判明しました。
糞尿で損傷した断熱材を取り除き、作業は一旦終了。
先程の大工さんに報告がてら、進入路を塞ぐまでの当面の対処方法について相談したところ、ナフタレンの臭いをねずみは嫌うらしい、との情報。
さっそく薬局に行って衣類用の防虫剤を購入。
さきほどの点検口から節分の豆巻きのように撒きまくりました。
追って時間をみつけて進入路を塞ぐ工事をやるよていです。
(屋根裏での作業なので準備も必要なため・・・)
いや〜、ひさしぶりにDIY的なことをやりました。
自室のベッド、リビングの本棚に続いて、かな。
また一ついい体験ができました(^^)