先日の友人とのふとした会話。
どんな音楽が好きなのか?
言われてみると今は好みの音楽ってないなぁ、と。。。
私の音楽の好みの遍歴は以下の通り
記憶に残っている一番古い歌:天地真理 水色の恋
小学校時代:主に歌謡曲。沢田研二、キャンディーズあたりが好きだった記憶が(^^;;
中学・高校:フォークギターにのめり込む。松山千春、中島みゆき、オフコースなど”ニューミュージック”と言われた面々。
松山千春の「季節の中で」がきっかけだったかな。
中学3年の頃から:友人の影響で洋楽ロックも耳にする。ジャーニー、クリーン、TOTO、オリビア・ニュートン・ジョンなど・・
大学:クラシックギターのサークルに入ったため、バロックを中心とした管弦楽にはまる。
Pachelbel - Canon - Stringspace String Quartet
交響曲は苦手だった
邦楽ポップはカラオケの広がりもあって手広くヒット曲をカバー。
社会人入社10年目くらいまで:再びポップな洋楽に加えカラオケで歌える槇原敬之など邦楽ポップもヒット曲中心になんでもかじる
Ace of Base - The Sign (Official Music Video)
再びひとり暮らしになった社会人11年目くらいから:車を手放したこともあり、音楽に対してこだわりがなくなる。
そしてふと気がつくと好きな音楽、というジャンルがあまりないことに加えて、音楽の好みもかなり変わってきていたんですね。
そしたら、子供の頃からずっと好きだったことってなんだろう、という問いかけが浮かんできました。。。
実際に活動していた趣味を時代とともに羅列してみました。
小学時代:野球、将棋、絵画、水泳、電車、旅行
中学時代:野球、ギター、文通、電車、旅行
高校時代:野球、ギター、電車、旅行
大学時代:パソコン通信、パソコンゲーム、オーディオ、ギター、電車、旅行、ドライブ、飲み歩き、喫茶店巡り
社会人時代5年目くらいまで:競馬、野球、ドライブ、オーディオ、電車、旅行、飲み食べ歩き、タバコ
社会人時代10年目くらいまで:競馬、ドライブ、飲み食べ歩き、タバコ
社会人時代20年目くらいまで:競馬、漫画、ゴルフ、飲み食べ歩き、タバコ、旅行、マッサージ(東日本大震災前後まで)
社会人時代退職まで(23年目):漫画、飲み食べ歩き、ゴルフ
退職から現在まで:ランニング、英語、将棋、電車、一人旅行、登山
こうしてみると小さいときからぶれていないのが「電車」「旅行」「将棋」かもしれない、という自分発見(笑)
競馬とタバコはもう止めたし、飲み歩きもそんなにしたいと思わなくなったし、野球は肩がだめになってからすっかり興味失せてしまったし、ギターは全く手を付けなくなったし、車はもともと運転はそんなに好きではなかったし、漫画もいっときの中毒状態からは完全に脱却したし、ゴルフは最低限しかやらなくなったし、オーディオはデジタルになってから興味失せたし、ゲームはもともとそんなに好きでなかったし・・・
旅行といえば友人や同僚と一緒に遊び目的でいったものですが、今は断然一人旅。
電車はもっぱら「乗り鉄」(^^)
そして将棋は不思議と自然発生的に復活していました。
ふと自分の根っこにあるものってなんだろう、と思いを馳せるときがあります。
変化の多い環境に身をおいていると、意固地に突っ張り続けることはなかなか難しい。
襲ってくる変化の波にある程度身を任せることで自分へのストレス・影響を軽減させようとすることは少なくありません。
海の波にもまれた浮きのように、自分がどこをただよっているかわからなくなることも。
そんな時、こんな感じで好きな音楽とか趣味とかの変遷をみてみると、ちょっとした自分のアイデンティティを感じるかもしれません。