映画鑑賞〜Yesterday - 48歳からの挑戦

岸講師からのオススメ映画「Yesterday」を観ました。

この画像からもおわかりになるように、「Yesterday」はBeatlesの歌のYesterdayです。

シンガー・ソングライターのジャックはスーパーでバイトしながらヒットを目指していたけど、さっぱり鳴かず飛ばずという現実を脱却することができず、もうやめようと決心。

そこに謎の”世界中が12秒停電する”という事態がおこり、暗闇で交通事故にあってしまいます。

病院を退院して何気なく友人の前で歌ったYesterday。

なぜか友人たちは「すごい！素晴らしい曲だ」と涙ぐむ。

ジャックは「ビートルズの曲だ」というけど、話が噛み合わない。

※「すごい」ってセリフではWhat the hell is that!って言ってました(^^)

ジャックは自分以外の人からビートルズという存在が消えてしまっていることに気づきます。

そう、世界中でビートルズの曲を知っているのは自分だけ(^^)

ジャックは記憶に残っているビートルズの曲を自作曲としてスターを目指します。

ドラマはここからどんどん展開していきます。

ネタバレになるので展開はここでは割愛(^^)

本物のエド・シーランが本人役で登場するのですが、ちょい役どころかかなり重要な役回りでこの映画で存在感を出しています。

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（画像：Amazon Primeより引用）

日本の映画なら米津玄師が本人役ででているようなもんでしょうか。

ビートルズの曲の素晴らしさを堪能しながら、主人公ジャックの心の動きを綴ったファンタジーコメディーです。

さすがのファンタジーコメディーの帝王ヒュー・グラントは、このキャスティングではなさそう（笑）

観終わった後はなかなか気持ちよかったです(^^)

ストーリーもいろいろな軸があって飽きさせない構成です。

ジャック、ジャックのマネージャーエリー、ツアーを一緒に回る悪友ロッキー、エド・シーラン、やり手のマネージャーデブラ、なぞの中年2人、などなど・・・

ビートルズファンなら「あ、こんな場面」とか「あ、この様子」とか随所にビートルズを彷彿させるシーンや場面がたくさん盛り込まれているのだと思います。

私はそんなに入れ込んでたわけではないので、有名な場所などはわかったのですが、まだまだトリビアはありそうです。

ジャックが飛び込んだ新しい世界で消えてしまったのはビートルズだけではありません。

いろんなものが消えています(^^)

（ペプシ・コーラを出されて）「あ、コークちょうだい」「・・・」

コカ・コーラをコークといいますが、これはスラングでコカインのことも言うんですね(^^)

2　たばこ

「シガレット（Cigarette）」で検索するとフランスの町として出てきます(^^)

「誰それ？」と訊き返されてしまう（笑）

ジャックに大きな影響を与えるシーンで、ビートルズが存在していなかったがゆえに生き残っているジョン・レノンが出てくるのですが、まぁよくもまあこれだけ似てる人を見つけたなぁ、と(^^)

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（画像：Amazon Primeより引用）

一瞬目を疑いました（笑）

コメディーとしての要素もたくさん入っていますし、ファンタジーとしての気持ちよさも入っていますし、いろいろな人生も盛り込まれていて、どれも素敵な要素ですが、やはりこの映画はビートルズの歌あってこそなんだろうなぁ。

50年以上も前に作られた歌それぞれ輝きをうしなっていない凄さ。

Yesterdayのせつなさ、Help!の叫び、OB-LA-DI, OB-LA-DAに見る幸せ、色褪せることなく、今でも我々に語りかけてくるのは、心の根底にずっと流れているものがあるのだろうか、と考えたりします。

なお、映画で紹介されたビートルズの楽曲は以下の通りです。