48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

過小評価されたい

ふと自分の事業スタンスに思いをめぐらしてみました。

 

法人設立以来6年ちょっとたって、未だに社員は雇えず(^^;;事業規模は小さく、まだまだ個人資産に依存した生活が続いているのが現状です。

 

起業して数年もたてば、何十人もの従業員がいて大きな事業を展開できる人はちらほらいます。いわゆる「勢い」を感じさせる人たちです。

 

「勢い」ある人はとても目立つし、まわりからもちやほやされるし、自分がすごいんじゃないかと錯覚を起こしそうな危うさもあります。

 

私のサラリーマン人生の2/3は「勢い」があったかもしれません。

 

比較的若い年齢のときから裁量もいただけて、大きな責任も任せていただきました。

 

当時の自分を振り返ると赤面の至りです(^^;;

 

心のどこかで「自分はイケている」と思っていたと思われる言動がたくさん思い起こされるからです(^^)

 

自分の実力以上のパフォーマンスがでているように見えていたのですが、それは精一杯背伸びをして、周りが支えてくれていただったことは会社をやめて自分で事業をするようになってから見えてきた姿です。

 

思えば当時は素晴らしい先輩や上司がいたなぁ、と。

 

演技力もない若手俳優が、ベテランに脇をかためてもらい作品自体が素敵なものに仕上がる、そんなイメージです。

 

背伸びをしていた分、ダメージもありました。

 

会社生活の最後の1/3は自分の実力が露呈したような気がします。

 

 

 

そんな昔の自分を振り返り、ふと今の事業スタイルに目を向けると、「あ〜これが自分なんだなぁ」と思えるようになってきました。

 

以前の私なら、活躍している人たちについて見聞するたびに、何かしら敗北感のようなものを感じる卑屈な面があったかもしれません。

 

今はま〜ったく感じません(笑)

 

自分が持っている見識とパワーで動こうとすると、勢いのある人たちのようには動けないんです。

 

目指しているものは、一つ一つサービスを丁寧に提供し続けること。

 

シェアハウスの運営でも、たくさん人を雇ってたくさん物件を抱えている大規模な会社はいくらでもあります。

 

 

たくさんの人が活躍できるよう、組織を考え、総務的に支え、社内の融和を図ることにたくさんの工夫や努力をされていることと思います。

 

自分はそういうことに労力を割かない分、サービス提供へ自分のパワーを回していきたいと思っていて、多分そういうやり方を通じて自分の実力が発揮できているんじゃないかと思われます。

 

今は目立たなくても後から「あれ、いいことやってるじゃん」と思ってもらえるようなポジションに立ちたい。

 

以前はどちらかといえば「過大評価」「第一印象の良さ」をうけて、段々とメッキが剥がれて評価がさがってくる減点的な見方をされていました(^^)

 

今は「過小評価」されて、段々と姿が明らかになることで評価があがっていく加点的な見方をされるようでありたい、ということです。

 

他人からの評価は基本気にしないようにしていますが、もし観られるんだったらこうだといいなぁ、という視点です(^^)

 

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先日無性に食べたくなった麻辣刀削麺(^^)