友人と飲む機会があり、地理的に便利な神楽坂にしようということになり、時間に指定のお店にいってみたら、
「下に降りようか」と・・・
ネット予約では全然空いていそうだったので、予約もせずふらっと流しで入ったのですがなぜか満席とのこと。
神楽坂の坂を登るのもいいが、来る道すがら隠れ家的なお店がたくさんあったので、そちらを散策してみることに。
地図でいうとこのあたり。
神楽坂のメインの通りからは外れていきますが、料亭っぽいお店や、バルなど個人でやっているようなお店がたくさんあります。
そこで「ここ良さそうだな」と入ったのがこちら。
焼き鳥が美味しそうだったこと、日本酒があること、カウンター席に余裕があったことで決めました。
カウンターはL字型で2席、6席という構成。
友人はビール、私は最初から日本酒(^^)
ビールはクラフトビールのみで、エール系とスタウト系とそのハーフ&ハーフ。
そこが尖っているいわゆる「飲みきるまで置けない」みたいなグラスが受台に乗ってでてきました(写真撮り忘れた)。
そして私は日本酒でメニューは黒板書き。
どれも知らない・・・(笑)
こういうときはお店の人に訊くのが一番(^^)
「わせだ魂」を1杯目にお願いしました。
これなかなかおしゃれな徳利セットですね。
色違いで何種類かあるようです。
そして料理は珍味の三種盛りと串焼き5本盛り合わせ。
メインの串焼きは見事でした。
さび焼き。
もも肉をほどよりレアーで焼き、本わさびを載せた一品。
頭が一番大きく最初の食べごたえの満足感がいいです。
こちらは白レバー。
極小部位の白レバー、こちらもレアーで焼き上がっていて、レバー特有のトロトロ感も味わえる一品。
ねぎま。
どれもそうなのですが、塩加減が抜群で、このねぎまで際立ちます。
まるはつ。
心臓の「はつ」が「まるまる」使われている、ということ。
普通ははつは一旦割いて洗浄(血抜きなど)、するらしいのですが、ここでは割かずに丁寧に洗浄しているそうです。
手間がかかっている上に、この1本で鳥の命3つ分と思うと、罪深さを感じます(^^;;
そして時間をおいてでてきた最後の1本が、つくね。
つくねに卵黄を添えることはよくありますが、ここはなんと鉄板の上に目玉焼き(^^)
そして卵黄はまだ固まっていないのでそれを潰してつくねにからませていただきます。
この後小さな胡麻おにぎりがでてきて、残ったタレを絡めていただくというおしゃれっぷり(^^)
ゆっくりお酒を飲みながらいただくのであれば、この串焼きおまかせ5本セットでいい具合になりますね。
この他に、「はつ、すなぎも刺し身」「塩(鶏)ユッケ」「鶏肉刺し身」と刺し身系をいただきました。
調理不十分な鶏肉で20数年前に痛い目にあったことがある私には、鶏肉が刺し身で食べられることの凄さが思いっきり伝わってきます。
(鶏肉で痛い目に:カンピロバクターにやられたんですね。夜中に40度の熱と痙攣を起こして救急病院にかけこみました。こちらを参照してください。東京都食品安全FAQ - FAQ)
今回はちょっと調子に乗ってお酒をいただきすぎて、料理もたくさん頼んじゃったのでそれなりの値段になりましたが、アラカルトで頼むとお酒2合、串焼きセット、締めの親子丼くらいだと税込みで6千円くらいでしょうか。
2人以上ならお得なコースもあるようで、例えばコース「和桜」だと、
というラインアップだから、かなりお腹いっぱいだと思います。
食べログの口コミをみると3〜4年前にオープンしたもよう。
味の評価は分かれていますが、私は結構好きなところです。