今年はクリスマス・イブもあたふたしてなかなか気分に浸る余裕がありません・・・(^^;;
さてさて先日受講した英語のレッスンで面白いと思った単語があったのでご紹介。
even
辞書とかで調べると「〜でさえ」とか「〜すら」といった言葉がでてきます。
ロングマン英英辞典では
used to emphasize something that is unexpected or surprising in what you are saying
と記載されています。
まあ、メインの言葉というより”強調”する時に使う言葉ですね。
さて、レッスンでこんな例文がありました。(一部単語を変えています)
I don't even know what "IoT" means.
私は”IoT"が意味するものを知ってさえもしない。
A:”IoT"の製品使ったことある?
B:いやいや使ったことないよ
A:え〜、使ったことないの?
B:だって”IoT"って何かもしらなかったんだから。
こんな状況が想像されますね。
evenがknowにかかっていて、not useだけでなく、not knowでもあるんだよ、とI don't knowを強調しています。
さて、何が面白いかって、このevenがおかれる位置によって意味が変わってくるんですよね。
I don't know even what "IoT" means.
私は”IoT"が意味するものさえも知らない。
A:smart speakerって便利だよね。
B:え?smart speakerって何?
A:え〜!知らないの?話しかけるといろいろな機能が楽しめるんだよ。IoTの1つだよ。
B:だってIoTさえも知らないんだから
こんな状況が想像されますね。
evenがwhat ”IoT" meansにかかっているので、強調したい内容 に変化があったこと、わかりました?
これ、I don't know what even "IoT" means.のように"IoT"に直接かかるような使い方はしないそうです。
不自然らしい・・・
理屈はともかく、そういうものだととりあえず思い込む(笑)
では、もう一つ。
Even I don't know what "IoT" means.
私さえも”IoT"が意味するものを知らない。
(数年くらい前を想像してください)
A:このあいだCとDと話してたんだけどさ、あいつらIoTって知らなかったんだよ
B:しょうがない、専門家の俺でさえついこの間まで知らなかったんだから
こんな状況を想像してくれると(^^)
evenがIにかかっているので、強調したいのは「自分でさえも」ということになります。
使われる場所によって違った意味を表現できる便利な単語である一方、使いこなすのはなかなか簡単じゃないなぁとも感じました(^^)
みなさんはどんなクリスマス・イブを過ごされましたか?
私は2012年からの10年日誌をみてみたら、昨年までの8回のうち1人で過ごしたのが4回、シェアハウスや友人関係で4回とちょうど半々でした。
今年は? 英語耳をひらこうオンラインセミナーでした(^^)
では今年も残り1週間、体調に気をつけて過ごしましょう(^^)