6月21日から職域接種が始まり、一気にワクチン接種が加速してきた感じです。
ただ残念なのは確保しているワクチンが足りていないためか、職域接種の新規募集を止めざるを得なくなってしまったこと。
本来ならワクチン接種を拡大したいところだけど、それにブレーキをかけなきゃいけないとは、なんとも痛い。。。
私はどこの資本にも属していない小さな会社なので、本来であれば職域接種の対象にはなりません。
ところが通っていたビジネススクールが卒業生も対象に職域接種をすることになったと連絡が入り、自治体からの案内より早く接種してもらえることになりました。
当初はアレルギー持ち(アナフィラキシーを起こして入院したことがある)なので、ワクチンに対する漠然とした不安がありましたが、あくまでも漠然であり、その不安を決定づける確かな情報やデータに出会っていないんですね。
万が一何か副反応がでたらその場で対応する体制を整えている前提で職域接種が行われているので、母校の進め方を信じて接種の申し込みをさせていただきました。
世の中には体調や体質、環境など様々な理由で接種できない人たちがいるわけで、僭越ながら自分が接種することでそういう方々のリスクがちょっとでも下がることは期待できるかも、そういう気持ちもありました。
母校の新しい校舎が接種会場として提供され、初めてそのビルを訪問しました。
予約時間について、検温、消毒のあと、待合室に案内され予診票の記入。
この予診票は厚労省のホームページからダウンロードできるので、事前に用意していたのですが、接種するワクチンのロット番号などが予め記入されている用紙が現地にあったので、そちらを使いました。
その後係の人に数名単位で呼ばれ、受付から問診。
私はアレルギーがあることと、突発性難聴の治療のためステロイドを服用していることを伝え、通常接種後15分安静のところ30分に伸ばして様子をみることに。
接種エリアにすぐ案内され、席に座り「少々ちくっとしますよ」と言われて「はい」と返事する前に接種が終わってました(笑)
本当にあっという間。
その後控室に案内され30分間待機。
びっくりするくらい、なんの副反応もないし、腕も痛くない。
待っている間に、次回の予約をするよう案内され、その案内に従って日程を確保。
30分経って予診票を提出し接種記録表を受け取って終了。
さすが流れるようなオペレーションでスムーズに接種することができました。
ちなみに接種後の経過
- 接種当日:特に副反応も痛みもない
- 接種翌日:接種した箇所に筋肉注射特有の痛み発生。日常生活には支障なし。
- 接種3日目:接種箇所の痛みはかなり軽減。
ワクチン接種が広まることで感染リスクの低下、拡大の抑制が期待されますが、一方でワクチン接種したはずのウガンダ選手団で2人が陽性となったり、ずっと抑え込んできた台湾でも感染者が拡大したり、国民の8割がワクチン接種して一時期10人台まで減ったイスラエルでさえ125人と感染拡大の様相を見せています。
幸か不幸か、日本は対応という点では遅れをとっている印象がありますが、その分、対応の先進国たちの動向から学ぶこともできます。
イスラエルや台湾、オーストラリアやニュージランドといった対応先進国の動向をみて、ワクチン接種で気を緩めることなく、行動を考えていこうと思います。
個人的には、本当に安心できるのはインフルエンザのように「特効薬」が広まった時だと思っています。
すると万が一かかっても治すことができるからです。
いろいろ副反応や経時変化を評価するのに時間がどうしてもかかってしまうことは想像に難くなく、なのでまだしばらくある程度行動を自重する時期は続かざるを得ない、という印象を持っています。
でも、リスクは可能な限り下げていきたいですね。
卒業生にまで接種対象を広げてくれた母校に感謝です(^^)