48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

自分は大丈夫?

私が住んでいるシェアハウスは防衛省の近くにあるのですが、最寄りの駅に行く時、その防衛省と隣りにある機動隊の入口の前を通っていきます。

 

先日もいつものようにその前を通ろうとした時、ちょうど機動隊の入口から専用車両が出ようとしていました。

 

入口で機動隊の人が専用車両を誘導したのですが、歩行者が確認されると、歩行者がその前を横切り終わるまでずっと専用車両を待たせていました。

 

私も20メートルくらい手前を歩いていたのですが、普通にあるいて入口の前を横切りました。

 

そして視界に歩行者がいなくなってやっと機動隊の人が専用車両を道路へ誘導し始めました。

 

これなら歩行者との衝突のリスクはほとんどないですね。

 

 

 

車を運転する人がこのように、歩行者のことを気にしてくれたら、きっと交通事故もかなり減るんだろうなぁ、と感じます。

 

信号が変わりそうな時や、歩行者が一瞬いなくなった好きを狙って、みたいなタイミングで交差点を猛スピードで通過する車は少なくありません。

 

ひどいときには歩行者を遮ってまで通行しようとするものさえいます。

 

割り込みにしてもそう。

 

車に乗っていることで自分が強くなった気持ちでいるのだろうか。

 

車のペースより遅い存在に苛立つせいでしょうか。

 

ちょっとした追い抜きで得した気分になるからでしょうか。

 

どうも車にのるとオラオラ感を発する人が結構います。

 

それも高級車になるとその比率がぐっと上がる印象。

 

私も時々「あっぶね〜」とヒヤリとさせられることがあります。

 

 

 

でも、そんなオラオラ感だして走ってもそれによって得られる時間なんて、結局は数十秒〜数分レベルなことが多いんじゃないかなぁ、と経験上思います。

 

歩行者を怪我させるリスクを追ってまで得るものとしては、あまりにも小さいもの。

 

万が一歩行者を怪我させる、運悪く死亡させることがあったら、加害者の人生だって壊れかねないのに。

 

「自分は大丈夫」と思いこんでいるところが怖い。

 

危険な運転をみると頭にくるというよりは、「痛い目に合わないと気づかない人なのかも。可愛そうに」と思ってしまいます。

 

先日都議会議員に当選した議員が免停期間中に運転して事故を起こした、という報道がありました。

 

免停くらっているにもかかわらず、「自分は大丈夫」と思い込んで運転しているのもすごいけど、事故を起こしたにもかかわらず選挙に出馬していることもびっくり。

 

議員は所属政党から除名されてしまいました。

 

時すでに遅し・・・

 

コロナ感染がまだ拡大しています。

 

「自分は大丈夫」と思って大勢の仲間と集まって大騒ぎし、自分が感染したことを知って「とんでもないことをしてしまった」という反省文を寄稿している人もいます。

 

時すでに遅し・・・

 

結局こういう人たちがいて、感染拡大が止まらず、飲食店が煽りを食って営業に大きな制約を課されてしまい、そしてまた外で飲める機会が減って、隠れて大騒ぎして、感染が広がる、という悪循環。

 

ちょっとでも、自重する気持ちがあれば展開は大きく変わっただろうに。

 

ぶつける先を失った不満やストレスを、政府や自治体などへの批判としてぶつけている側面も感じますが、現場で必死に頑張っている人がたくさんいるところに、その批判はしんどいだろうなぁ。

 

1人のちょっとの自重は小さいけど、1千万人のちょっとの自重の積み上げは大きな力となって、多くの人たちに寄与されるんじゃないかなぁ、と感じています。

 

 

 

とりとめもないことを、機動隊の歩行者誘導でちょっと感じたとある夕方でした(^^)

 

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手抜き食事が多い最近。

 

納豆卵スパ(笑)めんつゆで味付け。