48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

閉塞性黄疸

久しぶりにランニングで汗を流し、シャワー浴びてウエアを洗濯機にかけて、「さてひと仕事」とデスクに向かったときに、スマホに妹からライン。

 

医療記事の画像コピーがなんの説明もなく送られてきていた。

 

事務方ではあるが医療従事者でもある妹は、かなりの心配性で両親にかかわる病気の話やコロナについてよく記事を送ってくる。

 

今回もそんなことの一つだろうとは思ったが、さすがに内容が今の両親と関係なさそうだったので、理由が見えない(^^)

 

「なんでこれ?」とメッセージを送ったら珍しくすぐに返信がきた。

 

すると、父と病院にきている、と。

 

 

 

父はここ数年の東京の暑さで体力負けするようになり、だいたい7月から9月にかけて北海道に移動している。

 

今回もワクチンを2回接種して7月中旬に北海道へ移動していたが、北海道在住の友人たちがコロナのこともあり自由に会うことがかなわず、結構ひましていたので、東京に先日早めに帰宅したばかりだった。

 

すると、皮膚の色が黄ばんでいて、ひどい湿疹によるかゆみで夜も寝られない、という。

 

早速病院へ近くの病院へ行って血液検査をしてその翌朝に結果を聞きに行ったら、町医者では対処できないからすぐに大きい病院へ行きなさい、と紹介状を書いてもらって近隣の総合病院へいったらしい。

 

そこでいろいろ検査が始まり「肝臓の病気」と言われたのだが、妹が「もっといい病院でセカンドオピニオンをききにいこう」と両親を連れ出して虎の門病院へいってしまった。

 

そして先程のラインのメール、となったわけ。

 

 

 

 

その日の予定をすべてキャンセルして虎の門病院へ。

 

私は初めて来たのだが、外観はオフィスビルのようでとても病院には見えなかった(笑)

 

2年ほど前に新しく建てられたようだ。

 

 

 

 

虎の門病院ですぐに検査が始まり、医者から言われたのが「閉塞性黄疸の可能性が高い」とのこと。

 

閉塞性黄疸とは、十二指腸から胆嚢、肝臓に伸びている胆管がつまって胆汁が十二指腸に分泌されない症状をいうそうです。

 

行き場を失った胆汁の成分が血液に逆流し、黄疸をおこし皮膚からの分泌物で湿疹がおこるということらしい。

 

閉塞性黄疸はひどくなると胆管炎という炎症を起こし、毒素が体中をめぐって敗血症を引き起こして命に関わることもある。

 

プロ野球選手の金田正一さんがこの病気で突然亡くなっている。

 

 

 

血液検査から始まって症状を特定する検査を一気に行い、家族へその症状と想定原因や今後の対応について丁寧にわかり易く説明してくれ、さすが虎の門病院

 

週明けに入院をして検査と処置をすることになった。

 

治療については検査結果次第だということで、入院期間はまだ不明。

 

 

 

 

会計が終わったときはもう夕方近く。

 

朝から何も食べずに検査対応していた父はフラフラ。

 

父に「どうしたい?」と聞いたら「うまいもん食いたい」と(^^)

 

空腹でエネルギー切れだったようだ。

 

虎ノ門ヒルズまで歩いて何か食べようと案内掲示板をみていたら「ここ行こう」と父が。

 

いただいたのがこちら。

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うなぎ〜〜(^^)

 

父が最も好きな食べ物がこのうなぎ。

 

実家の近所にあったうなぎ屋さんは、ご主人が他界したことでなくなってしまい、それ以来お店でいただくことがなかったうな重

 

くしくも母、妹も含めて家族でいただくことができました。

 

しばらく食欲がなかったという父ですが、1人前をぺろりと平らげていた(^^)

 

 

 

病院で会ったときは黄疸のためかかなり血色が悪く、こりゃ重症だな、という印象を持ちましたが、うなぎをたべて帰宅したら血色が少し戻った気がします(^^)

 

入院病棟ではWiFiが今月から利用できるようになったらしい。

 

私のiPadを貸すことにしたので、Netfllixやアマゾンプライムで映画を、将棋棋譜閲覧アプリで藤井聡太棋士棋譜を楽しめそうです。

 

コロナのこの時期、面会はできないので入院中何をすることもできませんが、まあ様子を見ながら対応していきます。