48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

リアル書籍と電子書籍

何気なくニュースを見ていて目に入ってきたのがこの記事。

 

news.yahoo.co.jp

本の街として有名な神保町でランドマークとして存在感のあった三省堂書店のビルが建て直しされることになった、というもの。

 

建て直しといってもビルを解体するので一旦本屋は営業を終了するそうです。

 

明大通り靖国通りの交差点に位置する三省堂

 

浪人時代(1985年)をこの町で過ごした元学生としては、ちょっと郷愁に浸る思いです。

 

一番大きな本屋さんで、周りはたくさんの古本屋があるのですが、「ここはたくさんの新品がありまっせ」と言わんばかりの存在感で、大きな文房具屋もあり、御茶ノ水駅前の丸善とともによく利用しました。

 

浪人時代に購入した参考書や問題集を購入したのは、三省堂丸善のどちらかだった気がします。

 

このビルは1981年3月に竣工したというから、私が利用していたときはまだ出来たてのころだったんですね。

 

電子書籍がだいぶ浸透して紙の本は少なくなっているかもしれません。

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(画像:出版科学研究所ホームページより引用)

 

金額ベースでいくと書籍、雑誌、ともに売上は減少傾向が続いてます。

 

一方電子書籍は上昇傾向にあるようです。

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(画像:ガベージニュースより引用http://www.garbagenews.net/archives/2172669.html

 

金額ベースでは書籍を追い抜くのはもうすぐですね。

 

私も電子書籍を少し利用していますが、読書会の課題図書などはまだ書籍で購入しています。

 

というのも読んだ本をMBAシェアハウスの書庫に寄贈してハウスメイトがいつでも読めるようにしているからです。

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電子書籍はでかけるときなどにはホント便利です。

 

特に旅行するときなどは、数冊の本を持っていかなくていいのと、気分によって読みたい本をそのときに選べるのは、荷物を軽くするという意味でいいですね。

 

それから電子書籍は文字がデジタル化しているので、検索が容易なところが大きな利便性です。

 

「あれ、あの言葉どこで見たっけ?」みたいなときはすぐに検索をかけて場所を特定できるので、そのときのもやもや感をひきずらずにすみます。

 

一方書籍の良さは、私は手触り感だと思っています。

 

手触りといっても触った感じだけでなく、見た目、手で感じる重量感、紙質、厚み、読んでいる途中の中途感、匂いまでも含めて、です。

 

視覚、嗅覚、聴覚、触覚といったいろいろな感覚を働かせながら本を読むことができる気がします。

 

なので、個人的には「読書するにはできれば書籍」派です(^^)

 

 

 

書籍の調達方法もだいぶ変わりましたね。

 

私はほとんどAmazonで購入しています。

 

課題図書をファシリテーターが選んでくれるので、その場で買い物を済ませられるのが一番のメリット。

 

ただそのファシリテーターはよく書店に足を運んで平積みとなっている本をぱらぱらみているそうです。

 

このファシリテーターは読書の虫で私は「本のソムリエ」と呼んでいます。

 

電子書籍はもちろん、リアル書籍もたくさん持っていて、何かいい本がないかと探すのはやはり書店だそうです。

 

電子書籍にするかリアル書籍にするかは内容次第だとのこと。

 

電子書籍の便利さはあっても、まだリアル書籍も魅力的なようです。

 

 

 

学生時代は参考書や問題集以外ほとんど本を読まなかった私が、いいおじさんになってからやっと本を楽しむようになりました。

 

ここ数ヶ月読書のペースが上がっていませんが、細く長く続けていこうと思います。