先日元ハウスメイトたちとオンラインで会合する機会がありました。
2人とも長く私が運営していたシェアハウスに住んでくれて、その後家庭をもつために独立、お子さんも生まれ、今は仕事と家庭と子育てとなにかと大変と思われる時期にさしかかっています。
2人が独立した後しばらくして偶然にもコロナ禍となり、不定期ではあるのですがオンラインでお互いの顔を見て無事を確認しつつ近況報告をする、という会合を続けています。
今回はその1人が先日転職して九州に移住したということで、その経緯や背景を是非聞きたいということで実現。
お子さんが昼寝するであろう週末の夕方に時間設定をしたのですが、私が後ろの時間が決まってしまったため1時間予定より早くスタートさせてもらいました。
そのためか、2人の画面にはお子さんが(^^)
そう、お昼寝する前だったのでまだ元気だったんですね。
ということで、お子さんが途中まで参加したり、途中でお父さん呼ばれたり、と大変なお二人を尻目に、こちらは1人気楽に梅酒飲みながらのんびりお話を伺いました。
皆さんそれぞれアップデートがあり、その内容も興味深かったです。
マイホームか賃貸か
私は昔は完全なマイホーム派でしたが、実際に家を買って(一戸建てとマンションと2つ購入)ローンを当たり前のように組んだのですが、退職して安定収入がなくなり、そしてビジネススクールでアカウンディングやファイナンスの基礎にふれることで、ローンのリスクを実感するようになって、かなり消極派になりました^^;;
マイホームの良さはたくさんありますので、懸念やリスクをあげてみます。
ローンの支払い能力:収入が見込まれてればこのリスクは小さいですが、リストラや環境変化で収入源、収入喪失なんてことになるとローンはボディーブローのように効いてきます。実際私の退職後に後に離婚する元妻と家族が住んでいる家のローンを無職の身でずっと払い続けていて、このきつさを実感しています。
場所:転勤はもとより今は転職も一般的になってきた時代で、家を立てた場所近辺で何十年も居続けられるのだろうか、ということ。あるいは別の場所でのチャンスに対し、足かせにならないか、ということ。昔会社員時代に「マイホームを買ったら転勤させられる」なんて笑い話がありました。
災害:地震、津波、豪雨による浸水、土砂崩れ、台風など災害によってマイホームが大きな痛手を受けるケースが少なくありません。火災保険でもカバーしてくれる災害としてくれない災害があります。またオプションになっていて保険金が高額になることもありえます。
税金:これはリスクというより意外と軽視される出費です。所有する固定資産の評価額(購入額ではありません)に対して標準税率1.4%をかけて計算される地方税です。
まあ、どれも決定的な欠陥ではなく、対処方法はいろいろ考えられるリスク、みたいなものです。
ローンについては収入を意識しながら仕事を選ぶことは十分可能ですし、場所にしてももし転勤になったらマイホームを賃貸で貸し出してローン返済に充てることもできます。
災害にしても場所を選ぶことはできるわけですし、税金にしてもローン組める人ならよほど出ない限り支払いはできます。
今は車を持たない人が増えているそうですが、マイホーム所有願望は高まっているらしいとのこと。
これは興味深い話です。
九州に転職した元ハウスメイトは今とても仕事にやりがいをかんじているらしく、それが一番ほっとしました(^^)
数年のお付き合いになりますが、なかなか満足のいく仕事につけなかった様子を見てきたので。
またやりましょう、ということでお開きでしたが、あっという間の2時間半(^^)
その後は両親と私と近くの駅にあると教えてもらった鰻屋にいったのですが、父が入院前日で外食したことで罹患して病院にクラスター発生させたら目も当てられない、ということで^^;; うなぎやさんには、持ち帰りようにパッキングをしてもらい、自宅でいただきました。
父のうなぎ好きについては先日もブログで書きましたが、どうも家族4人で病院にいった1ヶ月前に食べて以来、これが3回目らしい(笑)
いくら好きでもそんな食べていいもんかと、と「脂物はとりすぎないように」という医者の忠告が頭をよぎりつつ、美味しそうに食べている父の顔を見たら、「いいんじゃない」という気持ちになっちゃいました(^^)
今回利用させてもらった鰻屋さんはこちら。
父の今回の主治医がここのご主人も診たのが縁で、主治医に教えてもらったお店です。
蒸したことによるさっぱり感が特徴で、タレも甘さ控えめ。
私と母は「いいね」と好評でしたが、父はもう少しこってりした味付けがいいらしい(^^)
ま、それでも「うなぎはうまい」としっかり食べていました。
その夜、母から父が自筆で書いた遺言をみせてもらいました。
今回の入院・手術にあたって万が一のことがあるかもしれないので、念の為に、と書いたそうです。
まだまだこの遺言が執行されるタイミングは先であってほしいけど、あまり遠くない現実でもあるわけで、身が引き締まる思いです。