先日ドライブして立ち寄った小菅の湯でスマホを落としてパネルを割ってしまったことをお話しました。
割れていても使えることは使えるのですが、見ずらい状態で使っているのもストレスなのでなんとかしよう、といろいろ調べてみました。
選択肢はこちら
- スマホを買い換える:新品で47,000円くらい。中古で10,000円前後
- パネルをAppleで交換する:Apple Careが切れているので18,000円ほど
- パネルを非正規店で交換する:10,000円くらい
- パネルを自分で交換する:3,000円くらい
「自分で交換する」なんて考えてもいなかったのですが、Youtubeでも紹介されている投稿が多数あり、「あれ、やれるかも」ということで、Amazonでキットを発注。
3,000円弱で購入できました。
これは交換するフロントパネルだけでなく、交換に必要な工具も一緒に入っています。
今回初めて知ったのですが、まず精密ドライバーが3種類あります。
- プラス
- トルクス(星型★)
- 三叉(Y)
です。
プラスとトルクスは一般に購入できますが、三叉精密ドライバーはなかなか^^;;
パネル取るときに必要な吸盤やプラスチックのヘラもついています。
このキットで足りていないのは
- 金属ヘラ
- 防水・防塵シール
です。
金属ヘラはマイナスドライバーで代用、防水・防塵シールは私はもう割り切って古くて残ったシールをそのまま使っています。
参考にした動画はこちら。
やはりこういう細かい作業をするときは動画は助かります。
一通り動画をみてからいざ開始!
スマホとタブレットがないため、Windows PCのカメラをつかって撮影していますので、写りの悪さはご容赦を(^^)
手前左が壊れたスマホ、右へ新品パネル、工具です。
上にある紙は、外したビスを順番に置いておくためのシート。
これは素晴らしいアイデアで、「ビスの紛失防止」「ビスの誤用」を防ぎます。
両面テープをつけてビスが転がらないようにしています。
最初にパネルを本体から剥がすのですが、これに難儀しました。
パネルと本体に挟まれている防水・防塵シートがぴったりくっついていて、パネルにつけた吸盤で引っ張ってもびくともしない・・・
早々に焦りました。。。
戦うこと1時間!
薄い金属ヘラとして、カッターナイフを使っててこを利用して注意深くやってたら、やっと隙間が!!
閉じる前にヘラをはさんでそこからやっとこさ隙間をこじあけ、パネルを剥がすことができました。
ここから動画を見ながらビスやコネクター、部品を外していきます。
このときに難儀したのが「三叉ドライバー」。
なんせ「小さい」し「山が薄い」ため、すぐにビス山をかじってしまう恐れがあったからです。
おまけに24個中14個がこの三叉!
そして、同梱されていた三叉ドライバーの先っぽにバリが残っていて(不良品)、ビス山にひっかからない。。。
ヤスリやナイフでバリ除去に10数分かけてしまいました。
ここで、ビスの頭をかじってひっかからなくなったらお手上げです。
代わりのビスなんてないし、そもそも分解ができなくなります。
これはかなり神経使いました。
会社で製造業にいたのでこういった細かい作業の勘所がまだ残っていたのは幸いでした。
24個あるビスの最後のビスも「三叉」だったのですが、これがまた難儀・・・
ドライバがビスをうまく噛んでくれなくて、ビスが回転しない^^;;
「え〜、ここまできて挫折できないよ〜」と慎重にドライバーをあてます。
このビス1つで10分以上も格闘。
なんとか分解ができました!
ここで新しいパネルをとりつけて組み立て直します。
この時先程番号を振った紙の台紙が効果を発揮します。
これもビス山を壊さないように慎重にとりつけ。
時間かけて組み立て完了。
すると勝手に電源がはいっているみたい。
しかも画面がほぼ真っ暗でうす〜く表示。
画面を明るくしてみるが意味無し。
「これで失敗したら、仕事にも影響でるぞ。。。」とビビって一旦電源を切って再起動。
すると今度はちゃんと表示。
ふ〜、理由はわからないけどまずは安心(^^)
そして機能チェックをしてみてたら、「あっ」・・・
カメラが機能しない。
手前のカメラは機能するのですが、普段使う側のカメラに画像が映らない。。。
まじか〜〜〜〜
カメラ付近の確認をするため、再び分解・・・
すると、カメラ信号を伝達するコネクターが外れていたことが判明。
これを装着して組み立て直し、再起動。
すると・・・お〜カメラ復活!
ということで、三叉ドライバーの不良品とか、パネルが開かないとか、いろいろトラブルに見舞われましたが、無事iphoneのパネル交換ができました。
格闘すること3時間半(^^)
一度やるとコツがつかめたので、今度はもう少し楽にできるんじゃないかと。(笑)